内容説明
天国も地獄も知る著者が、親子の関係、夫婦のあり方、夢のかなえ方、壁の越え方、幸せのかたち…を明るく説く。笑えて泣けてなんだか元気が湧いてくる、ガッツ石松渾身の37の福音。
目次
子どもと接するときは「感情じゃなくて、愛情で」
人生は、母親のオッパイという「点」で始まる
男は「ゼニトルマン」でなくっちゃ
「一杯のラーメン」…貧しさから多くを学ぶ
バナナよ、今夜もありがとう
名前が人をつくる
親戚というのは増えたり、減ったりする
人生にも、ボクシングにも、準備体操が必要だ
オレの優先順位は「体・技・心」
天の時。地の利。人の和。〔ほか〕
著者等紹介
ガッツ石松[ガッツイシマツ]
1949年、栃木県生まれ。66年プロボクシングデビュー。74年WBC世界ライト級チャンピオンに(連続5度防衛)。全成績は51戦31勝(17KO)14敗6分。78年3月に引退後、芸能界に転身。存在感のある役者として活躍を続ける。96年衆議院議員選挙で落選するも、読書と入浴、家族の愛で苦境を越える。2008年4月より広島国際学院大学現代社会学部客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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袖崎いたる
5
ぼくが尊敬する金田朋子さんが敬愛するガッツ石松さんの本を読んでみたくて図書館で貸りた本。ガッツ石松さんの半生が語られると共に、そこから経験によって導き出された教訓を述べていくというスタイル。読者はいいこと言ってるなぁという感想を第一に享受することになるであろう。その主張は「経験しろ!」という言葉とその経験から「自省しろ!」ってことに尽きるように思う。著者はテレビで見ると大抵ボケキャラとして君臨しているが、それは本人いわく戦略であるという。しかしその戦略が選挙敗退の原因となったことには考え至ってない様子。2015/07/21
へるしー
0
サイゾー2010/02/28
hinotake0117
0
「OK牧場」の言葉など気さくなイメージが先行している氏だが、この本は日本の将来を案じ、礼儀や道徳をしっかり重んじる、硬派な面も垣間見させる。 シャレを効かせつつ、問題意識は真面目に向き合う姿勢が思った以上にある書。見る目がだいぶ変わるかも。 https://t.co/ecCfezCoAt2022/07/18