内容説明
李家三代の太極拳名人の技を写真で解説したのが本書である。李玉琳が演武する楊式太極拳伝統「81式」は今後とも出現しないであろう1930年代の貴重な連続写真。さらに楊式簡化太極拳「24式」は創編者・李天驥による演武。李徳芳の楊式太極拳競技套路「40式」と“伝統・簡化・競技套路”の三種をこの一冊にすべて収録した。
目次
第1章 楊式太極拳について(楊式太極拳の起源・発展およびその特徴;楊式太極拳は3段階に分けて練習しよう;楊澄甫の『太極拳の練習についての談話』;楊澄甫『太極拳術十要』)
第2章 李玉琳 楊式太極拳伝統套路「81式」(伝統套路の内容と紹介;動作の名称;演技と解説)
第3章 李天驥 楊式太極拳「24式」(簡化太極拳の内容と紹介;動作の名称;演技と解説)
第4章 李徳芳 楊式太極拳競技套路「40式」(競技套路の内容と紹介;動作の名称;演技と解説)
著者等紹介
李徳印[リトクイン]
1938年河北省生まれ。1961年中国人民大学工業経済学部卒業。現在中国人民大学副教授、体育部主任、北京市武術協会副主席、国家級武術審判員。日本での指導歴が長く、著名人も含めて数多くの生徒がいる
石川鶴矢子[イシカワツヤコ]
本名、石川英子。1929年東京生まれ。1956年から中国の文化部(省)外文出版発行事業局『人民中国』雑誌社に勤務。帰国後、貿易商社勤務を経て、現在は自宅にて翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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