内容説明
長いトンネル、過換気症候群…どんなに苦しいときも、自分を支えてくれた「笑顔」と「克己」を胸に泳いできた。水泳からもらったもの。それは記録でもメダルでもなかった。引退から2年―今なお輝きつづけるハギトモが、彼女を育んだ16年間のスイマー生活を自ら書き下ろす。
目次
幼少時代
水泳との出会い
競泳選手としてのめざめ
はかない世界への夢
乗り越えるべき壁
オリンピックを目指して
夢のオリンピックスイマーに
自分との闘いの中で
スポーツとは何か
『ハギトモの新たなスタートに、親戚のおっさんから贈る言葉』(東野圭吾)
付録
著者等紹介
萩原智子[ハギワラトモコ]
1980年4月13日生まれ。山梨学院大附高→山梨学院大→山梨学院大大学院修了。現在は山梨学院大カレッジスポーツセンター研究員。200m背泳ぎをはじめ、200m個人メドレー、100m自由形など多種目で日本記録を更新した“オールラウンドスイマー”。2000年シドニーオリンピック200m背泳ぎ4位。2004年のアテネオリンピック選考会後に引退を表明。現在は、水泳教室やトークショーをこなしながら、テレビや新聞などを通じてスポーツへの貢献に励んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。