内容説明
武術・武道、スポーツ、芸術各分野で「正中線」「中心線」「軸」「体軸」「センター」など様々な名称で呼ばれてきたものの統一的学術概念を、対話形式でわかりやすく解説。身体意識の世界の奥深さに迫る。
目次
第1章 センター
第2章 移動するセンター(歩き)
第3章 ベスト
第4章 ジンブレイド
第5章 レーザー
第6章 重み
著者等紹介
高岡英夫[タカオカヒデオ]
運動科学総合研究所所長。東京大学、同大学院教育学研究科卒。東京外国語大学講師、運動科学研究所所長等を経て現職。ゆる体操創始者。幼少時より武術・気功・ヨガの修行に明け暮れる。その過程での発見を西洋科学から東洋哲学にわたる幅広い知見をもとに体系化した「運動科学」は、スポーツ・武道各分野、ピアノ・声楽・ヴァイオリン、教育、医療、ビジネス、料理から科学的研究まで、あらゆる分野に応用領域を広げ、成果を上げている。現在、トップスポーツコーチ、トレーナーやオリンピック、世界選手権、国際コンクールをめざすスポーツ選手、音楽家等の指導に取り組む一方、大学の研究機関、病院、企業等との共同研究を進めている。地方公共団体の健康増進計画における運動療法責任者も務める
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感想・レビュー
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Phycology
2
センター、歩き、ベスト、ジンブレイド、レーザー、重み。 著者自身の経験と、天才と呼ばれるスポーツ選手の動きに対する観察眼から得た知見を、整体学や中医学など様々な視点からの解説。具体例、そして習得方法を「からだくん」との対話形式で説得的に紹介。 コンセプト勝ちですね。素晴らしい。 歩く章にでてくる筋肉構造の話はとても役立ちそうです。 命名も概観掴みやすく秀逸だと思いつつも、それほどパテントに拘らなくても、、と少しだけ思いました。嫌なことがあったのでしょうか。2011/03/29
ももも
1
運動における身体の動きが気になったため。武井壮さんの話からこういう所が気になりだした。2016/03/22
丸坊主
0
達人の動きを理論的に説明していて、とても興味深かったです。