内容説明
日本武術の最高峰と言われ、神秘のベールに包まれた武術=合気。未だかつて「合気」に本格的な科学研究のメスが入れられたことはなかった。本書では、高岡英夫が物理学とDS(身体意識)理論を駆使して、達人たちの驚異的メカニズムを明らかにする。
目次
第1部 合気の運動科学(合気の運動科学;技術としての「合気」の上達論―中次合気への道;合気の科学解析実験)
第2部 合気系達人の身体意識の構造を解く!(佐川幸義「近現代武術史上最高の天才」;武田惣角「流浪の武術家、大東流合気柔術中興の祖」;宗道臣「類希なる論理性と組織力」 ほか)
著者等紹介
高岡英夫[タカオカヒデオ]
東京大学、同大学院教育学研究科卒。東京外国語大学講師、運動科学研究所所長等を経て運動科学総合研究所所長。トップスポーツコーチ、トレーナーやオリンピック、世界選手権、国際コンクールをめざすスポーツ選手、音楽家等の指導にとり組む一方、大学の研究機関、病院、企業等との共同研究を進める。地方公共団体の健康増進計画における運動療法責任者も務める
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