出版社内容情報
【内容紹介】
デビルマン驚異の謎が説き明かされていく!
デーモン対デビルマン、最終戦争のその後!見え隠れしていた壮大な真のストーリーが、今、動き出す!?
伝説の古代神ヴラヴァが復活した!不動ジュンは、獣頭人身のヴラヴァの生け贄とされてしまう。ジュンを食らおうとしたその時、地獄の口が開いた!生きたまま地獄へ落とされたジュン=デビルマンレディーは、巨大な魔人と出会う。男の名は不動明。彼こそが真のデビルマンであった。ジュンと明の地獄を巡る旅が始まる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
5
永井豪にはダンテ「神曲」の素晴らしいコミカライズがあるが、まさにそのダンテとヴェルギリウスの地獄巡りをデビルマンレディー不動ジュンとデビルマン不動明で再演して、ダンテ的なキリスト教精神との格闘、対話により生まれたであろう永井豪独自の宇宙観が展開されていくのが素晴らしい。バイオレンスジャックとはまた異なるデビルマンのループと捉えるのが正しいのだろうが、地獄でのジンメン戦でさっちゃんの魂を今度こそ救うシーンはさすがに感慨深い。本当に永井先生は好き勝手やればやるほどすごくなる2013/12/07
不動 明
0
段々物語りが凄い事になってきた。個人的に嬉しかったのは『デビルマン』と話しが絡んできた事は読んでいてワクワクしてしまった。但し漫画のデビルマンが実話だったと思わせる様な絡み方は微妙ではあったが…。 またこの第4巻からダンテの『神曲』の様な展開となってきたが、私はダンテよりはスェーデンボルグの『霊界日記』化してきたと感じた。それは丹波哲朗が映画化した『大霊界』の様にデビルマンレディーのストーリーはなってきたと感じたのだ。まるでスェーデンボルグが霊界を旅しているのを不動 明とジュンがしてるみたいに…。2011/11/03