世界ラグビー基礎知識

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  • サイズ A5判/ページ数 242p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784583037684
  • NDC分類 783.48
  • Cコード C2075

内容説明

世界屈指のラグビー博士が、遂に本を出した!楕円球世界の最新情報から伝説的エピソードの裏事情まで。これが基礎なら、「ラグビーを知っている」なんて誰も言えない。「トライライン」「楕円球伝説」「超人たちの真実」など、ラグビーマガジン好評連載の再録?と思ったら大間違い。連載は大幅加筆訂正、第1章は渾身の書き下ろし。新鮮な読み応えであなたのラグビー知識に磨きがかかる。

目次

第1章 雨が降れば知が騒ぐ(常識と活字は疑うべし。答えは常に現場に;南半球勢の優位神話は崩れたのか。北半球勢追い上げの実態 ほか)
第2章 トライライン(FIRAっていったいなんだろう;ポジション名の由来知ってますか? ほか)
第3章 楕円球伝説(幻のトライ;ジ・インヴィンシブルズ ほか)
第4章 超人たちの真実(英国行きのタックル=シナリ・ラトゥー;無心のダイブ=吉田義人 ほか)

著者等紹介

小林深緑郎[コバヤシシンロクロウ]
1949年7月18日、東京生まれ。立教大学卒。貿易商社勤務を経て、ラグビー研究の道へ。幼少時代からラグビー場通いを続けていたが、’87年ワールドカップを観戦後は、さらに国際ラグビーへの探求心を駆り立てられ、ラグビーマガジンに寄稿を始める。’91年2月号からの連載『トライライン』は、2003年10月号で153回を数えた。’95年からIRBの機関誌『Oval World』、『World of Rugby』等の東アジア地域の執筆を担当。’98年より、スカイパーフェクTV『ジェイスカイスポーツ』の解説者として、その知識を存分に披露。ファンのみならず、選手や指導者からも絶大な人気を誇る。画家としての顔もある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶ~よん

3
Jsports解説者でお馴染み、小林深緑郎氏によるラグビーの歴史書。この本は2003年に書かれたものなんだけど、それまでの歴史が詰め込まれた一冊である。当前だけど、只のラグビー好きのオジイさんではない。昔のスクラムには人数制限が無く、オールブラックスはフロントロー2人制を採用し、余った一人がローバーを担当した話を語れるのは、この人くらい。この競技はルールが頻繁に変更されてきたんだけど、その流れがとても分りやすい。今でもその流れは変わらないし、私は今後10年以内に、ラックで手を使ってもOKになると予測する。2020/03/08

やまべ

0
刊行当初に読んだと思うのだが、義父からラグビー関係の質問を受けたのを機に再読。2003年の本なので情報自体は古いものもあるのだけど、以前より日本代表戦や海外ラグビーの試合を観る機会が増えているので、かえって面白く読めた。まぁJ Sportsのラグビー中継でも著者の解説には昔話が混ざることも多いし。著者自身が力点を置いていない、さらっと触れているだけの記述が妙に気になったりする。香港のラグビーの端緒はスコットランドだ、とか。2014/04/21

mytopgun

0
RWCを機会に夫が本棚から引っ張り出してきたのを拝借。要はラグビーうんちく本(笑)。とにかく著者の博識ぶりと記憶力に脱帽。かなり昔の文章も含まれているけど、今読んでももちろん面白い。JSportsの渋い解説でおなじみの深緑郎さんが、こんなケレン味のある文章の書き手だったとは意外!2011/10/18

Stair512754

0
『基礎知識』・・・ではありませんな~ ラグビーを愛する人が さらにラグビーを深く楽しむための蘊蓄・・・とでも言いますか? 私みたいな素人にはちょっと荷が重かった・・・かな? 幻のトライの下りは面白かったですよ 他の競技でもあり得る話ですしね ただこのエピソードを日本のラグビー界が 自らの都合の良いように解釈して広めたという指摘には いろいろ考えさせられましたね どうしても日本人は「道を究める」なんてのが好きで 開かれた対話を無くしていこうとしがちだな もっと楽しめばいいのにね・・・なんでもそう 2019/02/01

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