内容説明
すべてはこの男の勇気から始まった。今からちょうど50年前、人種差別という“アメリカの偏見”を克服して黒人初のメジャー・リーガーとなったジャッキー・ロビンソン。幾多の困難にも屈することなく、社会のカベを破った彼の人生はひとりの野球人のそれを超えて白人社会の中で、強く生きた黒人の“栄光”と“悲哀”をヴィヴィッドに物語っている。
目次
長すぎた春、暗かった青春
偉大なる実験
人種のカベに挑む
ついに大リーグ入りだ
『君は一本立ちした』
MVPに選ばれる
有名人の代償
ふくれ上がる家族
ラスト・イニング
新しい地平線〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
v&b
1
第一部が野球篇、第二部が政界篇といった構成。白眉は一部で、二部は資料的価値が高いように思う。映画公開たのしみである。2013/05/25
よし
0
彼のことを知ったのは、ある雑誌を見てからだった。無性に読みたくなって図書館で予約した。ニケ月以上たってやっと。…黒人初の大リーガーである彼は、アメリカの人種差別がー番激しい時代に、ドジャースに入団する。 想像もできない程の試練.精神佝負担は並大ていでなかった。差列に立ち向かっていった彼の生き方。真の勇気とは?…子どものように純粋に憧れることができた。2014/03/10