FAへの死闘―大リーガーたちの権利獲得闘争記

FAへの死闘―大リーガーたちの権利獲得闘争記

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  • サイズ A5判/ページ数 296,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784583030944
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C2075

内容説明

それはまったく違う「試合」だった。野球現場からは想像もできない別のドラマだった。伝統の殻を打ち破ってFA制を勝ち取った人間たちが織り成す産みの苦しみと喜び。時代をくぐり抜ける痛みがそこにはあった。野球を心から愛するがゆえに闘いを指導したマービン・ミラーの手記はFA制がスタートしたばかりの日本球界に大きなヒントを与えてくれる。大リーグを変えた男が綴る赤裸々な真実。

目次

第1章 いざ球界へ
第2章 ブルックリン生れ
第3章 大リーグへの道
第4章 さらば、御用組合
第5章 宿敵のボウイ・キューン
第6章 傷ついた天使(エンジェルス)
第7章 野球カード戦争
第8章 6千ドルの労働者
第9章 第一歩・フラッド裁判
第10章 72年ストライク・ワン
第11章 偶然のFA・ハンター
第12章 奴隷条項の打倒
第13章 ストではない!
第14章 50日ストの真実
第15章 引退はしたものの
第16章 愛しき憎まれオーナー
第17章 コミッショナーと何だ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

森 智貴

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今では日本でも当たり前のプロ野球のFA制度を、如何にしてメジャーリーガーが獲得したのか、その時の選手組合委員長の手記。当時選手は最初に結んだ契約によって一生球団に縛られると洗脳されていた。実際の契約書は決裂後1年間の保有権しか認めていないのに。それ程オーナーは怖かった。組合活動ベテランの著者を得、選手はオーナーと闘い始める。オーナーとの闘いに不安な選手の団結を後押ししたのが、オーナー寄りのコミッショナーの愚かさだったとは、、、2013/02/28

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