内容説明
法政時代はその巧みな守備によって名遊撃手と称賛され、六大学初優勝(昭和5年秋季リーグ)に貢献した著者は昭和9年にプロ契約第二号選手として全日本軍にえらばれ、巨人軍の第一回米国遠征にも参加した。11年、新球団セネタースに入団後は二塁手に転向、百万ドルの内野陣を築き上げ、名人苅田の名をほしいままにした。選手としても監督としても縦横に魅力を発揮した著者が波瀾万丈の人生を振り返る。
目次
序章 激動の中の転機
第1章 華のとき
第2章 白のとき
第3章 赤のとき
第4章 黄のとき
第5章 灰色のとき
終章 青のとき