スポーツ・ノンフィクション・シリーズ<br> 遠い青春の快走―寺尾姉妹物語

スポーツ・ノンフィクション・シリーズ
遠い青春の快走―寺尾姉妹物語

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 251p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784583025858
  • NDC分類 782.3

内容説明

女性のスポーツの黎明期、人見絹枝らと激しいライバル争いを演じた双生児の姉妹スプリンターがいた。雑誌の口絵からブロマイドにまで登場し、短距離で世界記録まで出しながら、なぜ姉妹は消えなければならなかったのか。日本の女性スポーツ史、日本の女性史を探る話題作。

目次

第1章 下町のオートバイ娘
第2章 府立第一高女とパリ五輪
第3章 初陣覇走曲・双輪芽吹く
第4章 人見絹枝の登壇
第5章 押しかけコーチとアンミツ
第6章 黎明期の嵐
第7章 初苦杯・温室の花と野性の花
第8章 そろって初代日本記録保持者
第9章 幻のメダル・人見旋風世界に舞う
第10章 踏破!! 世界記録と宿敵打倒
終章 美しき双輪花・最後の舞台へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

4
あの人見絹江と並び、日本女子スポーツ黎明期に出現した双子のスプリンター寺尾姉妹が昭和初めに僅か数年の競技人生の後、唐突に引退する軌跡を綴ったノンフィクションノベル。女子スポーツというジャンルを日本に定着させるため、身を捧げた求道者の人見とは異なり、寺尾姉妹は天真爛漫の少女だった。「走ってみたら驚くほど速かった」という、まるで後年のアイドル歌手のデビュー譚のような”瓢箪から駒”な陸上競技との出会いと共に、大正、昭和初期の日本の女子スポーツの厳しい実態が書かれている。男性社会からの圧力、偏見と抗い続けていた 2023/06/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1746291
  • ご注意事項

最近チェックした商品