感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
AICHAN
35
図書館本。不世出の天才柔道家・木村政彦の自伝。熊本で生まれた木村は小学生のころから父の砂利さらいの仕事を手伝い、自然、脚・腰・腕の力が鍛えられた。しかし喧嘩は弱かった。柔道を習い、やがて天稟をあらわしていく。才能だけではなかった。感心するほどの研究心で柔道の技の研究と稽古を重ね、強くなるために必要なことなら何でもした。空手、ボクシングまで習った。「人の３倍努力」をモットーに睡眠時間を３時間にまで削って恐るべき量の稽古を重ねた。才能プラス努力で不世出の柔道家は誕生したのだ。2018/01/14
どらんかー
2
柔道の猛練習の中にあるイタズラが面白くユーモアが笑える。山下泰裕選手との対談から本当柔道を愛していることがわかる。2024/09/07
Damourie Dequimaseine
2
いつ読み返しても痛快、愉快。
やま犬
2
素敵すぎる。人間テストステロンだ。日本はこの偉人を生んだことだけで誇りに思うべき。 全盛期は当時の世界最強の人間だった可能性が極めて高い。 日本人ではほぼ唯一ではなかろうか。前田光世も候補にはなるけど、フィジカルにやや疑問が。 2010/10/01
