出版社内容情報
地方、自然、木材、職人、伝統工法、建物の継承──。数々の名作住宅を手掛けてきた建築家・堀部安嗣。これまでの全作品を紹介しながら、あるべき住宅と建築の未来を問い直す。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ponnnakano
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堀部さんの言うこれからの住宅に求めらる8つのテーマが、実作を通じてわかりやすく示されているが、基本的にはどれも当たり前のことと思う。(あえて言えば「安定した快適さと、不安定な快感」が新しい価値かもしれない)問題はこれらをを無視した住宅が多いこと、建主とも共有されていないことかと思った。建主は目に見えてわかりやすいものを求めがちなので、建築家などの供給者側から建主に価値を広く伝えていくことが大事な気がする。あと大量供給する住宅メーカーとか。アスプルンドの森の墓地の影響は、確かに堀部さんの作品から感じますね。2025/11/30
newhavana
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オールカラー130P. ジョン・ボーナムが大好きでJ・ポカロを生で聞いてプロを諦めたらしい元アマチュア・ドラマー堀部安嗣(1967-)の作品集。平面図は最後に紹介の自宅のみ掲載。詳しくは別に発行されている作品集に譲るということでしょう。予算十分で木の肌多めの注文住宅を考えている人ならぜひ参考にしたい一冊。氏は鉄分多めの方面で最近話題の沿線まるごとホテルの設計者。2025/10/26




