出版社内容情報
2019年10月31日の火災から1年――。珠玉の写真、図版、解説で在りし日の首里城を追惜するメモリアルムックがついに刊行!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
翔亀
43
【沖縄31】首里城が失火により全焼したのは記憶に新しい。2019年10月のことだ。2020年に刊行された本書は、焼失してもう見ることはできない首里城のメモリアル写真集だ。首里城を舞台にした「テンペスト」(池上永一)が細部にもこだわり描写していたので、写真で確認したくなって読んでみたのだが、本書はよくできている。三山時代(14世紀)からの首里城の歴史については、各時代の古絵や古い写真も掲載される。改めて、何度も消失復元が繰り返されてきたことがわかる。明治の琉球処分では学校に転用され、大戦により米軍により↓2021/11/29
けぴ
38
2019年に火災で消失した首里城につき、多彩な写真資料で紹介しています。過去にも何度も建て直されてきた首里城。2022年から再び再建が開始される予定とのことです。2021/01/29
ツキノ
17
2020年12月発行。首里城の記録。数百年の長い時間の中でさまざまに変遷していったという。平成の復元、令和4年から始まる予定の復元、正殿の象徴美、首里城公園の全域をひとつひとつ追う。とても貴重な資料。売り上げの一部が首里城基金の造成に役立てられるという。2021/03/19
pochi
1
別冊太陽の質は高くて安心して読めます。何度となく焼失や転用をされながらも再建されるその姿が、やはり沖縄の象徴に重なります。資料を残すことや学術的な研究というのがどれほど大切なことか。首里城は軍事、祭祀、政治が一か所にあるという珍しさや、様々な文化の影響を受けながら独自の形式を確立したという、その唯一無二の存在が素晴らしい。 現在の焼失後の姿しか見ていませんが、復興後はどんな姿になっているのでしょう。 2022/07/02
Hisashi Tokunaga
0
首里城が綺麗すぎる!!2021/01/25