出版社内容情報
水木しげるが訪ねた日本と世界の約60ヵ国・地域を妖怪画と共に旅する。取材の軌跡をたどる地図や初公開の手土産収集部屋写真等も。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bo-he-mian
10
妖怪というよりは、民間信仰や来訪神(まれびと)などに焦点を絞った内容で、実はこういう目線の水木本を密かに求めていた(笑)。日本では故郷の境港をはじめ遠野、沖縄、三次の土俗神や祭祀、海外ではパプアニューギニア、マリ共和国(アフリカ)、英ウェールズ&アイルランド、USA(ホピ族)、マレーシア、オーストラリア。いずれも先住民族が信仰する精霊や妖精伝説が強く根付く土地。イラストのみならず、水木先生が現地で買い集めた仮面や人形などのコレクションの写真が凄い。100pに満たないながらも、紙面の濃度の高さは尋常でない。2018/02/04
大臣ぐサン
1
水木しげる大先生描いた妖怪画と世界中で撮った写真を合わせて収録。ほかの妖怪画集とは一風変わっていてなかなか良い。これを手に旅行したい。2019/02/12
ポルポ・ウィズ・バナナ
0
秋田県 手足の神2021/11/27