出版社内容情報
日本各地の風土と歴史が育んできた伝統の味。全国のお菓子紹介、日菓と行く京都和菓子散歩、シュガーロード探訪など郷土菓子最前線が満載。文=酒井順子、中山圭子、若菜晃子ほか。
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たのしいふるさと本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅてふぁん
47
47都道府県の郷土菓子が一県につき一つずつ紹介されている。数あるお菓子の中から一つを選ぶのは大変だっただろうな。全ての県を旅したし、その都度複数のお菓子を食べているはずなのに知らないお菓子がたくさん!そういえば‘郷土菓子’を探してはいなかったかなと反省。酒井順子氏の『その土地に立って食べた時に、最も美味しく感じられるようにできている(P2)』には大賛成!2019/01/23
サルビア
23
北海道から、沖縄まで旅してきた私です。現地でお土産を買う時に、その土地らしいお菓子を目にしてきました。この本に出ているお菓子を買って味わったこともありますし、名前だけ知っているものもありました。素朴なお菓子の数々、なんだか懐かしい感じがしました。以前、弘前でくじを引く芋のお菓子が印象に残っています。2019/01/06
る*る*る
20
以前読んだ「地元菓子」の著者;若菜晃子さんの選・文が中心の冊子♪薄いけど、読み応えばっちり^_−☆巻頭のエッセイ「行って、食べる。」いいね✴︎酒井順子さんだった♡福井の水羊羹を熱弁!やっぱり食べてみたいよ〜!ここでも、虎屋の菓子絵図帳の紹介。これも、じっくり見たい♪ この表紙の山形菓子、おきつねはん。フェリシモで月1で届く「東北菓子」より、只今自宅に♡♡♡2015/01/22
まめ
20
最近、和菓子のアンを読んだので、手に取ってみました。写真がたっぷりで、どれも美味しそうで、可愛くて素敵な郷土菓子ばかりでした。しかし、「熊本のいきなり団子や宮崎のあくまきなどが……」とあり、ん?!と思いました。あくまきは、鹿児島でしょ?うーん。2014/02/22
くさてる
11
47都道府県の郷土菓子を紹介したグラビア本。薄くて大判で綺麗な写真、と分かりやすい解説でとても読みやすかったのですが、惜しむらくは各都道府県につき、代表が一つ、というのはやはり異論も出てくるかと。岡山で「むらすずめ」?「大手まんぢゅう」じゃろ?とか、高知が「西川屋のけんぴ?」けんぴやったらイモケンピやないが?とか(極個人的見解)。それでも知らない県のお菓子はどれも魅力的な感じです。デパートの物産展ではつい見過ごしてしまう(あるいは出品無し)ようなお菓子にも違うかたちで出会ったような気がしました。2014/03/12
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