出版社内容情報
今尾恵介の「東京地形散歩」第2弾! 国分寺崖線、赤羽団地、中央線荻窪など10エリアの凸凹を徹底踏破。横浜・名古屋・大阪等の遠征篇、東京「崖」探検、国土地理院潜入ルポなど見どころ満載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
sofia
26
赤坂・永田町、荻窪・阿佐ヶ谷、小金井・国分寺とよく知っているところをじっくりと見る。国分寺崖線は緩くカーブを描いて存在するが、あまりの坂で崖線の下に娘の下宿先を考えたら学校に通えなくなると思ったことを思い出した。丸ノ内線凸凹の旅はおもしろかった。先日、次女と地上に出るところを探して逆方向に乗ったのだ。また遠征編として横浜、鎌倉、名古屋、大阪が載っているのもよかった。名古屋旧市街の地形は好きだ。名古屋城、大阪城の地形の位置もさすがだ。2023/11/24
χ
5
滅多に取り上げられない東京西部、神奈川、千葉、名古屋、大阪の地形が載っていて嬉しい。東京西部は厳しい高低、豊富な湧き水が神奈川は平地の少ないところに無理やり詰め込んだ感、要塞感が特徴。名古屋、大阪は平野の中のわずかな台地の先っぽに城を建ててそこを中心に発展していったのがよくわかる2017/01/09
メルル
4
散歩コースを提案しているので、ぜひ行ってみたい。遠い昔に思いを馳せながらの散歩は楽しいよ。2013/06/27
金監禾重
3
旅行するより地形が楽しめるシリーズ。前巻より広域で、おまけとして横浜や大阪なども掲載。石神井川は武蔵野台地東縁を突き破って隅田川に合流したという。別の川の浸食によって流路が変わる現象を河川争奪と呼ぶが、石神井川のほうが高地を破った場合も争奪と呼ぶのだろうか。2020/07/28
Norihiko Shr
3
学生時代を過ごした大井町〜大岡山付近の記述が実に懐かしい。2014/05/31