出版社内容情報
迫力のビジュアルで昆虫を徹底解剖する好評企画の第2弾! 昆虫たちの驚きのボディ、擬態・寄生といった生きる知恵、めったに見られない貴重種など、虫好き大興奮の一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スリカータ
23
見応え読み応え抜群で、とても面白かった。昆虫写真家の重鎮からSNSで話題の若手まで網羅し、見たい知りたい欲求を満たしてくれた。個人的に好きな昆虫学者の小松貴さんは短いコラムだったが、文章が相変わらずの胸熱だった。以前から気になっていた冬虫夏草の特集が興味深かった。土の中から生えるキノコだけではなく、木の枝に噛みつき留まったまま死ぬように働くキノコもあり、その謎の殆どが解明されてない。寄生虫が宿主の腸に働きかけ行動を支配するのは知っているが、菌やウィルスの仕組みと関係がありそうに思う。2020/09/13
わらわら
11
「昆虫のすごい世界」がリアルで絵を描くのにいいと思い孫におくった。検索していたら「昆虫のとんでもない世界」がでてきた。こちらの方が新刊、丸山宗利氏監修、Amazonの説明には「今回も、美しさと楽しさいっぱいの昆虫の世界を一挙紹介。~栗林 慧、海野和男、山口 進、今森光彦などの昆虫界を代表するレジェンド写真家を紹介するページや、昆虫の最先端研究、昆虫をテーマにしたアーティストなど、盛りだくさんの内容~。」山口進氏はジャポニカのノートの表紙を撮っている。虫の写真も内容も盛り沢山です。最高、面白かったです。2020/08/13
流石全次郎
10
令和2年8月30日初版。SNSで知って9月に書店で取り寄せ。昆虫学者や昆虫写真家の写真やコラムで構成されています。素晴らしい昆虫の生態写真、形態写真などをじっくりながめながら、一言一句見逃さずに。気が向いた時に数ページずつ読みすすめました。読んでいた際こんな感覚なつかしいなと思い、子供の頃に昆虫図鑑を開いた時のときめきだったと気付きました。著名な昆虫学者や昆虫写真家の競演です。2020/11/07
MOTO
7
昆虫の各々が持つ能力の高さはまさにとんでもない事。それは全て『生き残る為』に備わっている正当な(武器)であるが故、悪無き世界で戦い抜く全員個性的なヒーロー然としていて、見惚れてしまう程カッコよかった♡虫を撮る写真家さんらの目線がまるで同じ虫が撮っているかの様にリアルで、 おそらくとんでもない時間をかけて、とんでもない労力で撮られているんだろうな、という想像はつく。人も同等にとんでもないのだ…。2021/12/03
kanki
7
自分のおしっこで、乾燥した鳥のウンコを溶かして飲む蝶!昆虫愛あふれる本2020/11/26