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出版社内容情報
国境を超えて活躍を続けている絵本作家・五味太郎とは何者なのか? ライフスタイルの“本気の遊び”を知る人々、長年の仕事仲間、海外の編集者たちが天才作家の魅力を大公開!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
68
コロナの緊急事態下、みんなが「早く元に戻りたい」と思っていた時、「じゃあ、戻ったその当時って本当に充実してたの? 本当にコロナ前に戻りたい?」という五味さんの言葉を読んで、ハッとさせられたのを思い出す。そんな五味さんの魅力満載の別冊太陽の最新刊。彩色が本当に美しく、「なんだか」(これが五味さんの絵本の常套句!)うれしくなる。中でも、巻末にある内海陽子さん構成の年譜が絶品。「ベルリンフィルの演奏会を聴き、コントラバスの演奏を見ながら「あれならオレも弾けそう」と思ってチェロを始めた」など、笑える話題が盛沢山。2020/08/22
遠い日
17
五味太郎、いつ読んでも何度読んでも、おもしろい。400冊!!の絵本、まだまだ読み尽くせないし、その意味ではチャレンジングな作家である。わたしが学生の頃から大好きで、子どもができたら絶対いっしょに読むんだと決めて、うちの子たちはまんまと母の策に嵌って大きくなった。対談もインタビューもめちゃくちゃおもしろい。絵本以外の仕事もなんともエネルギッシュにこなされてすてき。2020/10/31
遠い日
13
「母の友」2020年4月号の五味太郎さんの特集がすばらしかったので、本棚から引っ張り出してきました。海外30カ国近くの国で翻訳されている五味太郎さんの絵本。グローバルであり、普遍的であることをも示す。異文化との対話の結果であろうと思われます。2021/02/28
遠い日
11
NetGalleyにてこの先に出る、三浦太郎さんの『みち』を拝読し、五味太郎さんのデビュー作の『みち』を思い出し、このムックを引っ張り出してきた次第。どこを開いても、何度読んでも得るものはある。明日は、五味さんの新刊絵本も届くはずだし、楽しみ!2022/09/06
遠い日
10
返却するのが嫌で、購入しました。なので嬉しがって、まだ読む。またまた内海陽子さん「取調」の「五味太郎調書的年譜」を読んで、にやにやくすくす。かなり反骨の人、そしてかなり自由の人。いろんな分野の方が語る五味太郎という人物評においては、人たらし、いや、みんな五味さんの魅力に参ってしまうんだなと、そう感じる。まだまだ読むよ、五味太郎。2020/11/02