出版社内容情報
観る者すべてを驚嘆させる写実絵画の作品は、どのような環境で描かれるのか。画家のアトリエを訪ね、その創作の秘密に迫る。25作家による珠玉の傑作を大判で大胆に紹介!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雲隠れひろ吉
41
ホキ美術館には遠くて行けないので…もう本当にうっとりする美しさです。"写実絵画しか味わえない迫力"本当にそう思います。画家の聖域でもあるアトリエも、連続写真で紹介される"画家の制作過程に迫る"この企画(3作品)も嬉しいですね。(読んでもわからない事ばかりだけど💦)①島村信之先生の「エンジの衣装」②大畑稔浩先生「野呂山風景―雪道」③塩谷亮先生「翠抄」凄い☆感動しました。2020/07/31
まめ
13
どの絵も素敵。こんな絵を描きたいと思う。2020/06/28
双海(ふたみ)
12
AIが絵を出力するような時代になってきた。私は最近、画家が数カ月から数年をかけて描くことの意義を考えている。2025/04/12
スローリーダー
3
この本に掲載されている絵画作品の写実度に驚嘆する。反対にアトリエを写した写真が写実絵画に見えてくる程写実絵画の写実性が高く、錯覚を呼ぶ。そして見比べていると、写真は平面的なのに対し、写実絵画は深みがあり、濃厚で、半端ない迫力とエネルギーに溢れていることが分かってくる。どれも凄いが、原雅幸「薄氷の日」と三重野慶「言葉にする前のそのまま」に描かれた水の表現に心を奪われた。2021/06/20
月と星
3
★★★★写実絵画は本当に素晴らしい。制作過程が載っているのだが,絵から写真(本当は絵のままだけど)へと信じられない完成度となる。ホキ美術館へいつかは行きたい。2020/06/23