別冊太陽 日本のこころ 270
王羲之と顔真卿 - 二大書聖のかがやき

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4変判/ページ数 159p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784582922707
  • NDC分類 728.220
  • Cコード C9471

出版社内容情報

中国の二大書聖の最高傑作とされる「蘭亭序」と「祭姪文稿」をはじめ、唐時代の四大家と平安時代の日本の名筆を存分に味わう一冊。中国書道史で二大巨星とうたわれる王羲之と顔真卿の人と作品。最高傑作とされる「蘭亭序(らんていじょ)」と「祭姪文稿(さいてつぶんこう)」のほか、唐時代の四大家と平安時代の日本の名筆を存分に味わう一冊。

富田 淳[トミタ ジュン]
監修

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nocturne2015

11
顔真卿の書見たさに手に取る。王羲之とセットになっている。中国で買ってきた書の本もよいが、こちらはカラー刷りなのがよい。書の中に印章がたくさん押されているのは、その時代時代のコレクターが見たことを表すために押すのだとか。知らなかった。勉強になった。2020/08/16

analjustice

1
展覧会は素晴らしいのですが激混みで鑑賞もままならない時間があります。顔真卿《祭姪文稿》や懐素《自叙帖》が詳細に紹介されていて嬉しい。展覧会図録と併せて読むとなお面白いですね。2019/02/19

韓信

1
楽しみにしてた顔真卿展に行けなかったので、代わりに購読。王羲之の蘭亭序から、顔真卿をはじめとする唐代の書、それらの影響を受けた三筆と三蹟など日本の書を紹介しつつ、書の基礎知識から中国書道史も概観する盛りだくさんな内容。韻(趣)を尊び流麗な東晋、法(技法)を尊び現代の素人目にも解りやすくカッコいい唐代、意(精神面)を尊び作者によって癖がある宋代、態(字姿の美しさ)を尊ぶ元明など、時代ごとの書のスタイルの変遷も明快。懐素の狂草など何が良いのか解らない作品も多いが、個人的には大小欧陽の引き締まった書が好み。2019/02/12

Hotspur

1
東京国立博物館展覧会の予習。中国はもちろん、台湾でもめったに見られない「祭姪文稿」(台湾故宮博物院蔵)が日本で見られる、というので彼の地でも反響が大きいそうな。王義之や顔真卿の生きた時代はヨーロッパの暗黒時代であり、彼我の文化の差に驚く。二人の書家だけでなく書道全般の情報がコンパクトにまとまっていて勉強になる。2019/02/09

中津ゆか

1
一部だけだけど現代語訳まで書かれてて本当によかった。臨書する際にすごい勉強になる…!中国の古典なかなかわからなかったから少しだけでも近づけた気がする…!2019/02/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13372287
  • ご注意事項

最近チェックした商品