出版社内容情報
国内初の写実絵画専門美術館として、開館5周年を迎えたホキ美術館。膨大なコレクションの中から、珠玉の70点を厳選して紹介する。
別冊太陽編集部[ベッサツタイヨウヘンシュウブ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜長月🌙新潮部
64
写真のような写実絵画。魅入られてしまいます。ですが、やはり画集よりホキ美術館で直接見る方が何倍も感動します。個人的には写実絵画に適する題材は風景画と裸婦像だと思います。美でない部分を描かないことで写真以上にイメージするところの理想の美に近づくことができると思います。2022/05/29
oldman獺祭魚翁
44
この表紙の絵、その背中に魅せられて本を借りました。写実絵画の世界が此処まで魅力的だとは、恥ずかしながら気がつきませんでした。 幸いホキ美術館は日帰りで行ける範囲なので、コロナ騒ぎが収まったら、行ってみたいと思います。 長めの感想はこちらです⇒https://www.honzuki.jp/book/241507/review/271960/2022/01/31
akihiko810/アカウント移行中
29
写実絵画専門の、ホキ美術館のコレクションと画家。印象度B 読メで知った本。アートには疎いので、千葉市に写実絵画専門の美術館があるのは知らなかった。当然画家も作品も初めて。 裸婦画を見たくてこの画集をみたのだけど、意外に裸婦画は少なめだった。石黒賢一郎という画家は、「ガスマスクをつけた女性」をシリーズで描いているそうで、面白い作家を知ることができた2023/01/30
あこ
22
前回に引き続き写実絵画の本。こちらはA4サイズで大きくて、同じ絵でも印象が変わる。まだ行けてないホキ美術館。早く行きたい〜。覚え⇨森本草介の裸婦像、磯江毅、生島浩、五味文彦の描く自然、野田弘志、島村信之、安彦文平、塩谷亮、山本大貴、廣戸絵美「階段」、神奈川県横須賀市生まれの作家羽田裕など。2018/11/17
兵士O
16
最近、セクシー女優の麻美ゆまさんの背中の裸身を描いた時に、背骨や肩甲骨が薄っすらと肌に浮かんでいる様が、ある程度満足のいく段階まで描けて、興奮したことがありました。そんな時に参考になる画集はないかな、と図書館を探していると、この本の表紙が目に飛び込んできました。この画家さん、森本草介さんというそうですが、とっても上品で、何とも言えぬ柔らかさがあります。本文には別な画家さんの制作過程を紹介したコーナーもありましたが、最初は当たり前ですが、下描きなんですね。ちょっと勇気が湧いてきました。取り急ぎデッサンかな?2021/12/23
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- 和書
- 人形つかい ハヤカワ文庫