出版社内容情報
「こわい」の豊饒な真理に目覚めさせる注目の絵本を、さまざまなジャンルから約80冊選んでおくるユニークで不思議なブックガイド。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
134
本当にこわい絵本がオンパレードです。「昔話と童話」から始まり「おばけと妖怪大集合」「奇妙な世界」「死を思う」「日常のシュール」「ちょっと残酷」というように分けてそれぞれの絵本と絵を紹介してくれています。絵はカラフルでどれも読みたい気持ちになります。これは借りてきたのですが自分でも持ちたい気持ちになりました。2015/12/27
starbro
80
こわい絵本ブームNOWを感じさせるムック本。既読の絵本もありますが、海外物も含めバラエティに掲載されています。どの絵本も読んで見て味わって五感で感じてみたいので、男気のある図書館は「こわい絵本」特設コーナーを設置してくれないでしょうか?実現されたら1日入り浸って完読したいと思います。因みに日本のこわい絵本の元祖は12世紀まで遡るようです。2015/08/14
aquamarine
75
6つのテーマに分けでこわい絵本を紹介しています。「怖い昔話と童話」古いばかりではなく、有名絵師さんの新しい作画で出版されているのが嬉しくなります。「奇妙な世界」では「まばたき」「アライバル」などの怖いとはちょっと違った世界が。「日常のシュール」には「モチモチの木」などと共に怪談絵本が。そして「ちょっと残酷」にはゴーリーや「ちがうねん」が。好きな本が紹介されているのも、同じ系統の本を新しく知ることができるのも嬉しいです。殆どの本が見開きをそのまま載せてくれているので本選びの参考はぴったり。楽しかったです。2018/06/22
yomineko@ヴィタリにゃん
68
怖い怖いは蜜の味。沢山の怖い絵本が紹介されていて、それを読みたい本に登録したので、皆さんにご迷惑をおかけして申し訳ありません🙇数々の名作絵本が載っていてお勧め致します😊2024/02/16
鷺@みんさー
55
ネットで「トラウマ絵本」と名が挙がる有名なあれこれもあれば、知らなかった、ちょっと馴染みのない国(昔ソ連だった国々)の絵本や、「もじゃもじゃペーター」のような古典も載っている。それにしてもやっぱり、地獄図が一番怖いな。この時代って普通に死体が道端にあったんだろうなと思われる妙なリアルさ、これを絵本にして現代っ子に見せると、トラウマどころの騒ぎじゃない気がする。こわい絵本大好きな人はぜひ。ちょっとお高いけど買って損なし。2018/06/12