別冊太陽
菱田春草 - 不熟の天才画家

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  • サイズ A4変判/ページ数 159p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784582922226
  • NDC分類 721.9
  • Cコード C9471

出版社内容情報

37歳という短い人生で絵と向き合い朦朧体をはじめ日本画の研究と創出に全力を捧げた近代日本画壇のスーパースター、菱田春草。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuririn_Monroe

13
菱田春草展に行く前に読んでも良し、行った後に読むのも良しの充実した資料集。勿論行ってない人が読んでも春草の世界観を存分に楽しめるけど、絶対行きたくなってしまうと思う。春草の作品だけが載っている画集ではなく、春草自身の人生や、影響を受けた人物についても載ってるなど、これ1つ読むだけで展覧会行ってる感じになる。春草の作品はどれも好きだけど、特に王昭君とねん華微笑、サラスヴァティが好きだなぁ。。2014/11/08

galoisbaobab

10
日本のモフモフ美「黒き猫」、構成美「落ち葉」、風神雷神のオトボケ感もいい!2018/08/30

奏市

8
先日読んだ高階秀爾さんの日本近代美術史論の記述で、明治の日本画は春草の「落葉」だけで十分と当初思わしめていたという画家。36歳で夭折。写真見ると本の記載通り、意志の強そうな信念を曲げない感が伺える。朦朧体の風景画も良いが、好みとしては晩年の琳派の影響ある装飾画の方。先日展覧会を観た神坂雪佳と同時代の人と知る。ジャンルも違い接点はなかったようだが、二人が会っていたらどんな会話したか想像する、生成AIと語るのも楽しい。足立美術館に去年行った際、春草の作品を見てるのかもしれないが注目していなかったのが勿体ない。2025/09/28

ソラーレ

8
菱田春草の絵。「落葉」(茨城県近代美術館所蔵)は本物を見てみたいと思いました。その絵は優しい色使いの中に繊細で透明感がありました。秋の林の中の風景。変哲もない雑木林が描かれています。しかし、不思議に惹かれるものがあります。よく見ると何点か工夫がされてありました。それは左右非対称にしてあることです。左側を青系の樹木を配置しアクセントにしてある。左右にいる二羽の小鳥の高さを上下に配置しているということ。2025/02/25

sai

4
日曜美術館を観て、もっと多くの作品を見てみたいと思っていた画家さん。落葉、黒き猫も素晴らしいが、春草の風神雷神には思わず笑みがこぼれて一目で好きになった。2014/11/08

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