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出版社内容情報
37歳という短い人生で絵と向き合い朦朧体をはじめ日本画の研究と創出に全力を捧げた近代日本画壇のスーパースター、菱田春草。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuririn_Monroe
12
菱田春草展に行く前に読んでも良し、行った後に読むのも良しの充実した資料集。勿論行ってない人が読んでも春草の世界観を存分に楽しめるけど、絶対行きたくなってしまうと思う。春草の作品だけが載っている画集ではなく、春草自身の人生や、影響を受けた人物についても載ってるなど、これ1つ読むだけで展覧会行ってる感じになる。春草の作品はどれも好きだけど、特に王昭君とねん華微笑、サラスヴァティが好きだなぁ。。2014/11/08
galoisbaobab
10
日本のモフモフ美「黒き猫」、構成美「落ち葉」、風神雷神のオトボケ感もいい!2018/08/30
ソラーレ
7
菱田春草の絵。「落葉」(茨城県近代美術館所蔵)は本物を見てみたいと思いました。その絵は優しい色使いの中に繊細で透明感がありました。秋の林の中の風景。変哲もない雑木林が描かれています。しかし、不思議に惹かれるものがあります。よく見ると何点か工夫がされてありました。それは左右非対称にしてあることです。左側を青系の樹木を配置しアクセントにしてある。左右にいる二羽の小鳥の高さを上下に配置しているということ。2025/02/25
sai
4
日曜美術館を観て、もっと多くの作品を見てみたいと思っていた画家さん。落葉、黒き猫も素晴らしいが、春草の風神雷神には思わず笑みがこぼれて一目で好きになった。2014/11/08
とまとくん
1
図書館でみつけ、手に取ってみました。これ、手元にほしい…!と思いネットを漁りましたが、在庫なし…。どこかで定価で手に入らないでしょうか…。なんにしても、私は「空気を描く」菱田春草の作品が大好きです。自然を多く描く彼の作品は、見ていて心休まります。2024/11/04