平凡社新書<br> 日本ホラー小説史―怪談、オカルト、モキュメンタリー

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平凡社新書
日本ホラー小説史―怪談、オカルト、モキュメンタリー

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582860931
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0291

出版社内容情報

【概要】
モキュメンタリーホラーの人気に代表されるように、今、ホラー小説はかつてない盛り上がりを見せている。日本のホラー小説はいつ生まれ、どのような道のりを経て、この空前のブームへ至ったのだろうか。
本書では、戦後から現在までのおよそ80年にわたるホラー小説の歴史を辿る。江戸川乱歩による「怪談入門」で幕を開けた戦後ホラー小説の歴史は、1960年代の異端文学ブーム、1970年代のオカルトブーム、そして1980年代のホラー映画の人気を受けて発展してきた。1990年代にとうとう文芸の一ジャンルとして確立されると、画期的な作品を次々と生み出しつつ、令和のホラーブームへと至る――。
各時代を彩る300を超える作品を紹介し、ブックガイドとしてもおすすめの一冊。

【「はじめに」より】
本書『日本ホラー小説史』は、令和のホラーブームがどのような状況から生まれ、日本のホラーがどのような発展を遂げてきたかを、戦後の文学作品を中心に記述するホラー入門書である。(中略)今回のブームをきっかけにホラーに関心を持った読者が、日本ホラー小説の歩みを簡単に辿れるようなコンパクトな文学史が、そろそろ必要とされているのではないか。本書はそんな思いから執筆された。

【目次】
はじめに
序章 日本ホラー小説前史
第1章 ホラー小説の曙 1945~50年代
第2章 高度成長期におけるホラーの展開 1950~60年代
第3章 幻想と怪奇の時代に 1960~70年代
第4章 ホラー黄金期の到来  1980~90年代
第5章 停滞期から令和のホラーブームへ 2000~20年代
おわりに
関連年表



【目次】

はじめに
序章 日本ホラー小説前史
第1章 ホラー小説の曙 1945~50年代
第2章 高度成長期におけるホラーの展開 1950~60年代
第3章 幻想と怪奇の時代に 1960~70年代
第4章 ホラー黄金期の到来  1980~90年代
第5章 停滞期から令和のホラーブームへ 2000~20年代
おわりに
関連年表

内容説明

戦後から令和に至るまで、80年間のホラー小説の歴史を辿る。

目次

序章 日本ホラー小説前史
第1章 ホラー小説の曙 1945~50年代
第2章 高度成長期におけるホラーの展開 1950~60年代
第3章 幻想と怪奇の時代に 1960~70年代
第4章 ホラー黄金期の到来 1980~90年代
第5章 停滞期から令和のホラーブームへ 2000~20年代

著者等紹介

朝宮運河[アサミヤウンガ]
1977年北海道生まれ。ホラー、怪談、怪奇幻想小説を専門とするライター、書評家として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

152
戦後~令和のホラー小説史。江戸川乱歩·平井呈一·紀田順一郎·荒俣宏から、鈴木光司·瀬名秀明·小野不由美·宮部みゆき·綾辻行人らへと繋がっていく詳しさに圧倒されます。鈴木光司さんのご冥福をお祈り致します。2026/05/19

パトラッシュ

133
江戸川乱歩『怪談入門』で文学ジャンルとして認知されて以降の、日本のホラー小説の歴史を跡付けていく。SF同様に海外作品の強い影響下で発展した経緯は風間賢二が論じているが、平井、紀田、荒俣らの登場で幻想文学が生まれ、水木やつのだの怪奇漫画で若年層にも浸透したとする記述は同時代の経験者として納得できる。また映画やゲームでのホラー隆盛と終末思想の広がりが重なり、新しい書き手が加わって独自のJホラーが醸成されたのがわかる。後半は走り書き気味なのが惜しいが、乱歩以来の入門書として時系列で整理された文学史となっている。2026/04/18

KAZOO

93
わたしにとっては朝宮さんの3冊目の本です。ホラーについての本が好きでこの本も参考にしようと思って読みました。日本における戦後からのホラーに関する本なども表紙の写真などもあり思い出します。ただ最近の本はあまりなじみがないので参考にしていこうとは思います。先日背筋さんの本を数冊読みましたが。2026/03/24

sin

61
「令和のホラーブーム」と云われても今ひとつピンとこない。ブームと云う集団行動に弱い我々日本人に消費を促す企みかとつい疑ってしまう。だがしかし、戦後からの流れを追っていくとその時代が必然的に求めたモノがムーブメントとして存在した事は確かだ。ホラーと云う表現が好きだから探究し見出して来た先達の熱意が伝わって来る。哀しいかな我々はつくづく価値と云う概念に囚われやすい。こうした文芸の世界にも優劣を押し付けてやまない、そうした偏見を乗り越えた先に「令和のホラーブーム」が在ると云うのなら成る程と思わざるを得ない。2026/06/08

mochiomochi

52
日本のホラー小説がどのように誕生し、市民権を得て、1ジャンルとして拡大し、現在に至るかを結構緻密に書いている。戦前~戦後の江戸川乱歩の存在感の大きさ。ミステリーの前に存在した「恐怖小説」としてホラー。戦後は本格探偵小説が流行するが、背景には恐怖小説の影響がある。次第に恐怖小説→ミステリ、のカテゴライズが登場。加えて、SFやファンタジーとの融合も進む。ホラー映画ブーム、学校の怪談。サブカルでありながら、戦前からその立ち位置を形を変えながら保ち続けてきたホラー。また読みたい作品が増えてしまった。2026/05/22

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