平凡社新書<br> 「休むと迷惑」という呪縛―学校は休み方を教えない

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平凡社新書
「休むと迷惑」という呪縛―学校は休み方を教えない

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582860924
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C0236

出版社内容情報

なぜ仕事は休みにくいのか? 「休み方」を教えない学校教育を出発点に、理不尽を我慢することに慣れた日本社会の構造を明らかにし、休みやすい社会のあり方を考える。


【目次】

内容説明

医師の「自己研鑽」や、教員の「定額働かせ放題」…。働き方改革が推進され、コロナ禍を経て今もなお長時間労働はなくならず、その対策も後手に回り続ける。なぜ私たちは休むことをためらってしまうのか?日本社会に深く根づく「休むのは悪いこと」という刷り込みの源流を探ると、学校教育に行き着いた―。「休まない美徳」を教える教育を見つめ直し、これからの社会の「休み方」を考える。

目次

序章 「休むこと」から目を背ける日本社会は変われるのか?
第1部 「休むこと」を選ばない大人たち(働き方改革の行方;専門職人材の育成―労働時間のグレーゾーン;教育現場の「働き方改革」)
第2部 「休むこと」を教えない学校教育(学校の役割;日本の学校が教えてきたこと;学校を休んではいけない;私たちは「休むこと」を知らない)
第3部 「休むこと」を学ぶ(高校で「休むこと」を学ぶために;小中学校で「休むこと」を学ぶために;ルールは変えられる!)
終章 自我を育てる日本社会へ

著者等紹介

保坂亨[ホサカトオル]
1956年東京生まれ。千葉大学名誉教授。同大学教育学部グランドフェロー。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得中退。東京大学教育学部助手(学生相談所専任相談員)、千葉大学教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

トト

1
労働人口がより一層減少していく時代に、休みやすい環境を作るためにはどうすれば良いか、を自分で考えて仕組みを変える力を持つ学生→社会人を作ろうという話。理不尽なことに我慢して耐える教育をした結果、そういう大人たちと社会が出来て、過労状態が蔓延した。だから休もう。休みやすくするためには代替要員の確保が重要。どう考えても答えが出ない気がするのは、休めない教育を受けたせいなのか。教員不足、医師不足、警察不足、食品不足、お店不足、欲しい時にモノがなくても我慢する教育から始めてみてはどうかしら。そしたら休めるよ。2025/11/14

津見佐飛

1
日本人の「休んではならない」心理状態がどんなふうに現在まで形作られて来たのか、とてもよく理解出来る。時代の流れで考え方が確実に変わりつつあるものの、休めない呪縛はまだまだ根強いものと感じた。2025/10/23

わた

0
なぜ日本では「休むと迷惑」という価値観が根付いているのかを戦後から現代の歴史や出来事を振り返って分析し、今後どうすれば誰もが意欲的に休むようになるのかを提言している良書。コロナ禍で少しでも体調が悪かったら休むということが浸透してきたと思いきや、コロナが収まってからは以前に逆戻りしてしまっている現状を肌感で感じていて、本書を読んでより根深い問題なのだと感じた。私自身、人より体調を崩しやすいからこそ、休むことを悪とする風潮には辟易するため、きちんと休暇制度を理解してうまく休み、体調を整えながら働いていきたい。2025/10/25

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