平凡社新書<br> 小泉八雲―今、日本人に伝えたいこと

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平凡社新書
小泉八雲―今、日本人に伝えたいこと

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582860887
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0298

出版社内容情報

【概要】
二一世紀においてふたたび注目されはじめた小泉八雲。夏目漱石との共通性や欧米人による八雲評価のほか、八雲文学の源流、妻セツとの関係について読み解いていく。
ギリシャ、アイルランド、アメリカを経て、辿り着いた日本で見つけた理想的世界とは何だったのか。
「一周遅れのトップランナー」が夢想した日本文化と、異文化理解のあり方や視点を見直す。

【目次】
はじめに――共生きのいのちを生きる
第一章 甦る八雲の現代日本への警告
 第一節 八雲が日本人に伝えたかったこと
 第二節 八雲の自分と出会うための旅
 第三節 八雲が私たち日本人にもたらしたもの
第二章 八雲と漱石の異文化体験から学ぶ
 第一節 八雲の日本と漱石のイギリス――異文化受容とは何か
 第二節 八雲と漱石――響きあう二つの魂のゆくえ
 第三節 八雲・円了・国男の「妖怪不思議」
第三章 欧米人は八雲をどう見てきたか
 第一節 八雲とキングの〈帰属と距離〉による愛のかたち
 第二節 ラスキン主義者八雲とラスキンのロマン主義精神
 第三節 世界のなかの八雲像と国際交流
第四章 八雲の人生と文学の素地をたどる
 第一節 八雲のマルチ・アイデンティティと開かれた魂――ギリシャからの報告
 第二節 生母ローザ・カシマチと『怪談』
 第三節 センセーショナル・ルポライターの誕生――シンシナティ時代の八雲
 第四節 八雲を立ち直らせたクレオール文化の可能性
 第五節『怪談』は妻セツの助力で生まれた
あとがき――日本を取り戻す



【目次】

はじめに――共生きのいのちを生きる
第一章 甦る八雲の現代日本への警告
 第一節 八雲が日本人に伝えたかったこと
 第二節 八雲の自分と出会うための旅
 第三節 八雲が私たち日本人にもたらしたもの
第二章 八雲と漱石の異文化体験から学ぶ
 第一節 八雲の日本と漱石のイギリス――異文化受容とは何か
 第二節 八雲と漱石――響きあう二つの魂のゆくえ
 第三節 八雲・円了・国男の「妖怪不思議」
第三章 欧米人は八雲をどう見てきたか
 第一節 八雲とキングの〈帰属と距離〉による愛のかたち
 第二節 ラスキン主義者八雲とラスキンのロマン主義精神
 第三節 世界のなかの八雲像と国際交流
第四章 八雲の人生と文学の素地をたどる
 第一節 八雲のマルチ・アイデンティティと開かれた魂――ギリシャからの報告
 第二節 生母ローザ・カシマチと『怪談』
 第三節 センセーショナル・ルポライターの誕生――シンシナティ時代の八雲
 第四節 八雲を立ち直らせたクレオール文化の可能性
 第五節『怪談』は妻セツの助力で生まれた
あとがき――日本を取り戻す

内容説明

二一世紀においてふたたび注目されはじめた小泉八雲。夏目漱石との共通性や欧米人による八雲評価のほか、八雲文学の源流、妻セツとの関係について読み解いていく。ギリシャ、アイルランド、アメリカを経て、辿り着いた日本で見つけた理想的世界とは何だったのか。「一周遅れのトップランナー」が夢想した日本文化と、異文化理解のあり方や視点を見直す。

目次

はじめに 共生きのいのちを生きる
第一章 甦る八雲の現代日本への警告
第二章 八雲と漱石の異文化体験から学ぶ
第三章 欧米人は八雲をどう見てきたか
第四章 八雲の人生と文学の素地をたどる
あとがき 日本を取り戻す

著者等紹介

池田雅之[イケダマサユキ]
1946年、三重県生まれ。早稲田大学名誉教授。専門は比較文学、比較基層文化論。NPO法人鎌倉てらこや理事長を経て、現在顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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coldsurgeon

8
「ばけばけ」が始まり、小泉八雲の名前を知りながら、その著作や事績に疎いことに気づき、まずは、と想い読み始めた。明治中期の日本社会に息づく人々の考え、習慣、風俗などに、寄り添って、文章を残した文人であった。八雲の怪談は人間の恐怖心に訴えかけるものだけではなく、昔話の基底を成している倫理観や人間の良心などに訴えかける要素が強いという。超自然なものを身近に感じることが出来る日本という湿潤な風土の感化の下で生活できたであろう。しかし、人物造形力の弱さや劇的構成力の欠如のためか、再話文学の外に出ることはできない。2025/10/02

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