平凡社新書<br> 入門講義 現代人類学の冒険

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平凡社新書
入門講義 現代人類学の冒険

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  • サイズ 新書判/ページ数 336p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582860719
  • NDC分類 389
  • Cコード C0239

出版社内容情報

フィールドワークとはどのような営みなのか? 現代の人類学が「人間以外の存在」や「自然」に注目するわけは? 現代人類学の「考え方」が学べる画期的入門書!

内容説明

人類学はいま、「未開」の地を調査する古いイメージを自ら問い直し本当に自由な学問へと生まれ変わっている!われわれが当たり前だと思っている「文化」「歴史」といった概念が問い直されなければならない理由とは。そして人類学が「自然」や「人間以外の存在」に注目するわけとは?あなたの生きかたを自由にする新しい人類学の考え方が学べる画期的入門書!

目次

1日目 人類学はどのように変化しつつあるか?
2日目 フィールドワークとはどのような営みなのか?
3日目 「文化」の概念はどこまで使えるのか?
4日目 人類学では文章などによる表現がなぜ大切なのか?
5日目 人類学にとって歴史とは何か?
6日目 現代の人類学はなぜ「人間以外の存在」に注目するのか?
7日目 現代の人類学はなぜ「自然」を考えるべきなのか?

著者等紹介

里見龍樹[サトミリュウジュ]
1980年東京生まれ。東京大学教養学部卒業。同大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程単位取得退学。博士(学術)。早稲田大学人間科学学術院教授。専門は人類学、メラネシア民族誌。著書に『「海に住まうこと」の民族誌』(風響社、第45回澁澤賞、第17回日本オセアニア学会賞受賞)、『不穏な熱帯』(河出書房新社、紀伊國屋じんぶん大賞2024入選)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほし

14
書名の通り、人類学が現代においてどのような変容=知的冒険を遂げているかが分かる良書でした。「異文化」を固定的なものとして描くのではなく、変化と生成的な運動を持つものとして捉える。そのなかで、「歴史」も植民地支配も含めた外部との「もつれ合い」により変化するものとして描く。さらに、人類学の対象として、自然や動植物といった「非-人間」をも含めることで、人間と動植物との相互行為的な関係性について捉えることや、「単一の自然/複数の文化」という切り分けを乗り越えようとする動きがあることが語られます。2024/12/17

teddy11015544

4
まあ入門書ではないね。大学の講義そのものである。わからない部分は自分で勉強して、世界を広げよと。2025/02/06

たこらった

2
「冒険」という言葉を入れるのはさぞ気恥かしかろうに、相当の覚悟あってのことだろうなと思って読んでみたら著者の夜郎自大ぶりの単純な反映でしかなかった。自著の宣伝ばかり。あとがきで自分の今後の仕事を“そして冒険はつづく”点点点、って図々しいなあ。人文科学としての人類学の輪郭は帝国主義時代は実線であったが時代が下るにつれて破線となり点線となり今では点と点の関係性も恣意的。人類学者の数だけ人類学がある。書物の数だけ著者がいるように。ならば読むべきは彼ら彼女らの注意深く澄んだ目と自省ある深き心以外の何だというのか。2025/02/03

ヒラマサ

1
文化進化論から文化相対主義、文化概念、権力性、歴史人類学、マルチスピーシーズ人類学へと自己批判を繰り返しながら変化してきた文化人類学やフィールドワークの思想的系譜を追跡する。自身のフィールドワークを核とし、ステレオタイプな解釈に反論したり、これまで見落とされていた部分を見出しその重要性を解釈することによって、対象に対する「人類学的な視点」の視点の重要性が強調されており、現代人類学へ至る過程を対話的・体験的に追体験できる構成がわかりやすい。 2025/05/06

Go Extreme

1
人類学: 伝統的な未開社会の研究から進化 フィールドワークー地域社会の複雑な歴史や文化の動態に焦点 人類学者ーはじっこの学問 フィールドワーク実施 現地の人々との関係→彼らの視点理解 文化とアイデンティティ: 歴史的な移住や災害による影響 伝統主義的なバイアス→村や儀式が古くからあると誤解 現代人類学: 文化の多様性を尊重&科学的な視点と文化的信念のバランス異文化間医療ー文化と科学の非対称性が問題視 マルチスピーシーズ民族誌ー人間と非人間の関係性探求 環境問題と人類学: 人新世→環境危機・新たな視点提供2025/01/26

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