出版社内容情報
《概要》
グローバルサウスを率いる大国へと急速な成長を遂げつつある国、ブラジル。
政治では右派と左派が激しく対立し、外交においては米中の間で新たな秩序を築こうと試み、金融面では独自の電子決済システムにより世界覇権を狙う――。
国際社会での存在感を増しつつある南米の大国の「いま」を、南米駐在歴9年の記者が余すところなく書きつくす。政治家からオリンピック選手、経済人まで、ブラジルを動かす人々への単独インタビューも豊富に収録。
熱帯雨林アマゾンの現状、緊迫する大統領選の裏側、ブラジルの治安問題、ポップカルチャーを通じた日本との交流など、あらゆるトピックからブラジルのすべてがわかる1冊。
《目次》
はじめに
序章 多様性の国
第1章【政治】右派と左派の対立――大統領選とルラの復権
第2章【外交】国際政治の新秩序構築へ――米中の間で立ち位置を模索
第3章【環境】熱帯雨林アマゾンの保護――国際交渉の最前線
第4章【農業・産業】世界の供給源――コーヒーや鶏肉から飛行機まで
第5章【デジタル・金融】「国民総電子決済」へ――PIXで狙う世界覇権
第6章【日本との関係】進む民間協力――距離の壁越えパートナーに
終章 未来の大国
おわりに
内容説明
「ブラジル」のイメージといえばコーヒー、サッカー、サンバなどが思い浮かぶのではないだろうか。だが、現在のブラジルはそうした既存のイメージを覆し、グローバルサウスを率いる大国へと急速な成長を遂げている。新たな局面を迎える政治、国際社会の変革を掲げた外交…。知っておくべきブラジルの「いま」がわかる本。日本の反対側にある「最も遠い国」が世界で注目を集めているのはなぜなのか?
目次
資料 ブラジルの基本情報
序章 多様性の国
第1章 “政治”右派と左派の対立―大統領選とルラの復権
第2章 “外交”国際社会の新秩序構築へ―米中の間で立ち位置を模索
第3章 “環境”熱帯雨林アマゾンの保護―国際交渉の最前線
第4章 “農業・産業”世界の供給源―コーヒーや鶏肉から飛行機まで
第5章 “デジタル・金融”「国民総電子決済」へ―PIXで狙う世界覇権
第6章 “日本との関係”進む民間協力―距離の壁越えパートナーに
終章 未来の大国
著者等紹介
宮本英威[ミヤモトヒデタケ]
東京都出身。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。米ブラウン大学、メキシコ国立自治大学に留学。2002年に日本経済新聞社入社。経済部、長野支局、証券部、国際部を経て、ブラジルとメキシコに計9年間駐在。24年4月から政策報道ユニット経済・社会保障グループに在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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skunk_c
スケイダ
お抹茶
Go Extreme
素敵帽子ちゃん。