平凡社新書<br> ブラジルが世界を動かす―南米の経済大国はいま

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平凡社新書
ブラジルが世界を動かす―南米の経済大国はいま

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  • サイズ 新書判/ページ数 296p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582860689
  • NDC分類 302.62
  • Cコード C0230

出版社内容情報

《概要》
グローバルサウスを率いる大国へと急速な成長を遂げつつある国、ブラジル。
政治では右派と左派が激しく対立し、外交においては米中の間で新たな秩序を築こうと試み、金融面では独自の電子決済システムにより世界覇権を狙う――。
国際社会での存在感を増しつつある南米の大国の「いま」を、南米駐在歴9年の記者が余すところなく書きつくす。政治家からオリンピック選手、経済人まで、ブラジルを動かす人々への単独インタビューも豊富に収録。
熱帯雨林アマゾンの現状、緊迫する大統領選の裏側、ブラジルの治安問題、ポップカルチャーを通じた日本との交流など、あらゆるトピックからブラジルのすべてがわかる1冊。

《目次》
はじめに
序章 多様性の国
第1章【政治】右派と左派の対立――大統領選とルラの復権
第2章【外交】国際政治の新秩序構築へ――米中の間で立ち位置を模索
第3章【環境】熱帯雨林アマゾンの保護――国際交渉の最前線
第4章【農業・産業】世界の供給源――コーヒーや鶏肉から飛行機まで
第5章【デジタル・金融】「国民総電子決済」へ――PIXで狙う世界覇権
第6章【日本との関係】進む民間協力――距離の壁越えパートナーに
終章 未来の大国
おわりに

内容説明

「ブラジル」のイメージといえばコーヒー、サッカー、サンバなどが思い浮かぶのではないだろうか。だが、現在のブラジルはそうした既存のイメージを覆し、グローバルサウスを率いる大国へと急速な成長を遂げている。新たな局面を迎える政治、国際社会の変革を掲げた外交…。知っておくべきブラジルの「いま」がわかる本。日本の反対側にある「最も遠い国」が世界で注目を集めているのはなぜなのか?

目次

資料 ブラジルの基本情報
序章 多様性の国
第1章 “政治”右派と左派の対立―大統領選とルラの復権
第2章 “外交”国際社会の新秩序構築へ―米中の間で立ち位置を模索
第3章 “環境”熱帯雨林アマゾンの保護―国際交渉の最前線
第4章 “農業・産業”世界の供給源―コーヒーや鶏肉から飛行機まで
第5章 “デジタル・金融”「国民総電子決済」へ―PIXで狙う世界覇権
第6章 “日本との関係”進む民間協力―距離の壁越えパートナーに
終章 未来の大国

著者等紹介

宮本英威[ミヤモトヒデタケ]
東京都出身。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。米ブラウン大学、メキシコ国立自治大学に留学。2002年に日本経済新聞社入社。経済部、長野支局、証券部、国際部を経て、ブラジルとメキシコに計9年間駐在。24年4月から政策報道ユニット経済・社会保障グループに在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

65
著者は日経の記者で現地駐在と多くのインタビューを元に現代のブラジル像を描いている。当然政治の話から始まるが、新聞社の性質もあり、経済や産業、貿易まで幅広い。特に農業と日本移民の関係は具体例が紹介されていて興味深く読んだ。あと印象的だったのは、10の国・地域と国境を接しているのに、150年戦争をしていないということ。南米大陸が非核地帯となっているのもこうした状況の反映であり、「世界一安全な大陸」というのもうなずける。一方ファベーラやストリート・チルドレンについてはちょこっと触れられる程度で、ちょっと残念。2024/12/09

スケイダ

2
2024年10月に元駐在新聞記者に依って上梓された物。ブラジルの解説本は中々新しい物が探せないでいたが、コレはボルソナロとルラとを対比しながら、今のブラジルの状況を幅広くレポートしてくれており役立つ。表題通り、世界の中での立ち位置を軸に書かれていた点がとっつき易かった。非核化の解説は目に鱗。2025/02/23

お抹茶

2
政治を中心にブラジルの今を伝える。ルラ大統領の三期目は,政敵ボルソナロの否定と支持基盤である低所得者層向けの再分配政策強化から始まった。中国に同調しているわけではないが,欧米と異なるスタンスを表明することで中国との距離の近さが浮き彫りになる。ウクライナ侵攻を明確に国際法違反と指摘するBRICS唯一の国で,米中の間に立つ。ボルソナロは環境問題を軽視。銀行口座が不要の電子決済PIXは成人のほとんどが利用する。カトリック信者ではルラへの支持が優勢で,福音派はボルソナロ支持が多く,近年は福音派が増える傾向にある。2024/11/12

Go Extreme

1
サンパウロの四季がある気候 議会の役割が非常に重要 下院議長は大統領罷免の判断権限 議会襲撃事件と政治的分断 司法も巻き込まれる政治的対立 多人種・多文化の融合 世界最大のカトリック国 貧困が大きな課題のファベーラ 柔道選手ラファエラ・シルバの金メダル 農業大国ブラジルの大豆生産 グリーン水素生産への注力 国営石油公社ペトロブラスの存在 女性の地位向上を目指す動き 中小企業向け金融サービスの成長 積極的なルラ政権の外交 国連安保理改革への意欲 おおらかで懐が深い国民性 困難な時に助けてくれる温かさ2025/05/18

素敵帽子ちゃん。

1
ブラジルの可能性はもちろん認識しているつもりだったけれど、どちらかというとスペイン語圏南米ばかりにフォーカスしていて、知らないこともたくさんあった。国内分断、進まないと良い限り。2025/02/02

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