平凡社新書<br> 民間軍事会社―「戦争サービス業」の変遷と現在地

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平凡社新書
民間軍事会社―「戦争サービス業」の変遷と現在地

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582860573
  • NDC分類 392
  • Cコード C0231

出版社内容情報

イラク戦争やロシアによるウクライナ軍事侵攻後、さまざまなメディアでその存在や活動内容、そして歴史が明らかになった「民間軍事会社」。その実態と最新情報に迫る。

内容説明

二〇二二年二月末に起きたロシアによるウクライナ侵攻後、その存在が広く知れわたるようになった「民間軍事会社」。世界各国の政府や軍、グローバル企業などからの要請を受けて軍事や安全保障サービスを提供する、れっきとした一業態である。戦闘員の訓練、戦略アドバイスから要人の警護に至るまで活動範囲は多岐におよぶが、実態が明らかになることは少ない。“戦争が起きている場所”に民間軍事会社あり―。謎のベールに包まれた業界の変遷と現在地。

目次

第1章 「民間軍事会社」とは何か(「民間軍事会社」の定義;法と秩序が失われた「有事」における警備・警護業務 ほか)
第2章 「戦闘」をビジネスに変えた会社(途上国への民間軍事会社の介入;エグゼクティブ・アウトカムズ社(EO)の誕生 ほか)
第3章 対テロ戦争と民間軍事会社(平時と有事が「曖昧」な時代;国際テロの脅威を認識していたCIA ほか)
第4章 大国間競争時代の民間軍事会社(新たな「戦場」の登場;ロシアのプロパガンダ会社による米大統領選挙介入 ほか)

著者等紹介

菅原出[スガワライズル]
1969年生まれ。国際政治アナリスト・危機管理コンサルタント。NPO法人海外安全・危機管理の会(OSCMA)代表理事。オンラインアカデミーOASIS学校長。中央大学法学部政治学科、アムステルダム大学政治社会学部国際関係学科卒。国際関係学修士。東京財団リサーチフェロー、英国系危機管理会社G4S Japan役員などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

68
この著者は10年ほど前にも同じテーマで本を出していて、その続編にあたる。興味深かったのは昨年世界を騒がせたロシアの民間軍事会社ワグネルとその創設者プリゴジンに関する部分で、その成立のいきさつからウクライナとの戦争での役割、そしてロシア軍部との確執から叛乱劇、かつての支持者プーチンの不興を買ってのプリゴジンの死まで、コンパクトにまとめられていた。また最近の中国についても、「一帯一路」関連で国際社会でのリスクが高まっている中で民間軍事会社(ただし中国は人民解放軍以外の武装は厳しく制限)の動きに注目している。2024/06/30

スター

26
正式な軍隊をサポートする民間軍事会社にスポットを当てた本。興味深い内容だった。2025/02/18

金吾庄左ェ門

6
民間軍事会社などプリコジンだのワグネルだのの前からあるではないですか!アメリカにも傭兵会社があって、CIAとかが使ってますし、『コロンボ』の小説にも登場しますよね?という個人的なツッコミに見事なまで答えてくれました。本来ならば扱い上は警備会社なのですが、治安の悪い外国で活動する民間企業を守る事から始まり、自国の軍隊の後方支援を行うようになり、ついにはどこかの国から軍事的なアドバイスや訓練をするように懇願されて、民間軍事会社としての地位を確立したのです。2024/09/15

乱読家 護る会支持!

5
民間軍事会社の役割は、軍事及び安全保障サービスを提供する民間の事業体であり、軍事及び安全保障サービスには、車列や建物や他の施設の武装響備、人及び物の防護、サイバーセキュリティ、武器システムの保守・運用、囚人の警護、現地の軍隊や治安部隊に対する助言や訓練も含まれる。 平和ボケした日本社会では、戦争と民間企業の関係性を、兵器を製造する民間軍需産業ぐらいしか想像出来ないが、ずっと国家間の戦争をし続けている大陸国家では戦争を支える民間軍事会社の存在はなくてはならないもの。2024/12/05

トクナガ

4
著者の他の本である『民間軍事会社の内幕』を読んでいると重複する記述も散見されるが、新しい情報も載っており面白かった。特にワグネルやエリックプリンスの中国進出など、昨今の出来事は興味深く、PMC業界全体の今後の展望などが気になってくる。2024/04/26

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