出版社内容情報
イラク戦争やロシアによるウクライナ軍事侵攻後、さまざまなメディアでその存在や活動内容、そして歴史が明らかになった「民間軍事会社」。その実態と最新情報に迫る。
内容説明
二〇二二年二月末に起きたロシアによるウクライナ侵攻後、その存在が広く知れわたるようになった「民間軍事会社」。世界各国の政府や軍、グローバル企業などからの要請を受けて軍事や安全保障サービスを提供する、れっきとした一業態である。戦闘員の訓練、戦略アドバイスから要人の警護に至るまで活動範囲は多岐におよぶが、実態が明らかになることは少ない。“戦争が起きている場所”に民間軍事会社あり―。謎のベールに包まれた業界の変遷と現在地。
目次
第1章 「民間軍事会社」とは何か(「民間軍事会社」の定義;法と秩序が失われた「有事」における警備・警護業務 ほか)
第2章 「戦闘」をビジネスに変えた会社(途上国への民間軍事会社の介入;エグゼクティブ・アウトカムズ社(EO)の誕生 ほか)
第3章 対テロ戦争と民間軍事会社(平時と有事が「曖昧」な時代;国際テロの脅威を認識していたCIA ほか)
第4章 大国間競争時代の民間軍事会社(新たな「戦場」の登場;ロシアのプロパガンダ会社による米大統領選挙介入 ほか)
著者等紹介
菅原出[スガワライズル]
1969年生まれ。国際政治アナリスト・危機管理コンサルタント。NPO法人海外安全・危機管理の会(OSCMA)代表理事。オンラインアカデミーOASIS学校長。中央大学法学部政治学科、アムステルダム大学政治社会学部国際関係学科卒。国際関係学修士。東京財団リサーチフェロー、英国系危機管理会社G4S Japan役員などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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