平凡社新書<br> 和食の文化史―各地に息づくさまざまな食

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平凡社新書
和食の文化史―各地に息づくさまざまな食

  • 佐藤 洋一郎【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582860399
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0277

出版社内容情報

日本各地には、その土地に根づいたさまざまな伝統の食がある。それもまた守るべき和食である。和食はこうあるべきといった観念に捉われずに、いくつもの和食に光を当てる。

内容説明

和の食材や調理法は多様性に富んでおり、雑煮やおせち、節供など「ハレの日」の料理ばかりでなく、日々の暮らしのなかで受け継がれてきた数多くの食がある。だが、東京への一極集中や少子高齢化による後継者不足によって、農地は荒れ、名産品だけでなく、食器やしつらえの生産も細り、地方、とくに山間地で、その伝統食が失われつつあるのだ。今こそ、和食を保護し未来へ継承していくために、各地各時代に成立した「いくつもの和食」に光をあてる。

目次

第1章 人類の食、日本人の食
第2章 こんなにもある和食材
第3章 東と西の和食文化
第4章 都会と田舎の食
第5章 江戸と上方―都市部の食
第6章 二つの海―日本海と太平洋
第7章 海と里と山―里海・里地・里山
第8章 武家・貴族・商人の食
第9章 はしっこの和食
終章 いくつもの「和食」を未来へ

著者等紹介

佐藤洋一郎[サトウヨウイチロウ]
1952年和歌山県生まれ。79年京都大学大学院農学研究科修士課程修了。農学博士。静岡大学農学部助教授、総合地球環境学研究所副所長、大学共同利用機関法人人間文化研究機構理事、京都府立大学文学部和食文化学科特任教授・京都和食文化研究センター副センター長を経て、現在、ふじのくに地球環境史ミュージアム館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

breguet4194q

114
自ら食いしん坊だと思う方が、好きな食材のルーツを辿ろうするには、もってこいの一冊です。全国の和食を紹介しつつ、それぞれの歴史的な背景や経緯を書かれています。最後に、和食の未来はどうあるべきか主張してますが、地方の一次産業の衰退に警鐘をならしてます。読後にどう感じるか、どう考えるか。今後の読者の行動を期待して終わります。好きな物を好きな時に好きなだけ口にする姿勢を見直す。考えさせる一冊でした。2024/01/31

もえたく

16
2013年に和食がユネスコ無形文化遺産に登録されてから10年経過するが、地方の食材や食文化がどんどん消えていくことを危惧する著者が改めて、その和食の多様さを伝えてくれてます。東と西、都会と田舎、江戸と上方、日本海と太平洋、海と里都会山、武家と貴族と商人、様々な比較で学びに繋がりました。できれば写真が掲載されているともっとイメージが湧いたのですが、新書では難しいでしょうか。2023/10/31

Asakura Arata

7
東京で地方のものを食すより、やはりその地域に行って食ったほうが、うまいと思う。その地域の人と接することができるし、雰囲気も味わえる。東京で食っても一度店を出ると、雑踏が待っておりストレスかかるし。2024/01/07

蝶子

6
おもしろかった。おいしそうな話がいっぱいあって、口の中がじゅるじゅるした。最近セブンイレブンで和風だしポテトサラダというカップの惣菜が出てておいしかったのを思い出した。昆布だしもかつおだしも最高です。食文化について研究された先生なので、うまみ成分の化学記号はごくわずかで、料理や食材の歴史の話が多い。良くも悪くも若干エッセイっぽいのがとっつきやすくもありお説教されている感じもあり。私が住んでいる地域の話も出てきたので、わかるわかるーとなってよかった。2024/04/24

kamekichi29

4
日本のいろいろな時代、地域の食について紹介。最後は今後、和食を継承していくための提言も。2025/01/31

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