出版社内容情報
何かと話題のNFTアート。本書では第一人者を著者に迎え、「アートとは何か」というところまで深く考察する。さらに経済、芸術、情報・メディアの専門家との対談も収録。
内容説明
二〇二一年、老舗オークションハウスのオンラインセールでNFTアートが約七五億円という高値で落札された。デジタルアートはなぜここまで人びとを夢中にさせるのだろうか。「情報の時代」に生きる私たちが遭遇したかつてない衝撃。アートと人との歴史を辿ることで、生まれたばかりのNFTアートの「本質」そして「現在地」や「未来」がみえてくる。そもそもアートとは何か。アートであるか、ないかを決めるのは誰か。アートのなかの曖昧な部分を問い直すことでアートの未来を考える。
目次
第1章 NFTは情報革命の「ラストパンチ」?
第2章 そもそもアートとは何か
第3章 NFTアートの「現在地」
第4章 未来をつくるインフラとしてのNFT
特別対談 アーカイブとシャンペン(坂井豊貴×施井泰平)
特別対談 文化的・社会的な価値を加える(山峰潤也×施井泰平)
特別対談 冒険者にインセンティブを(武田徹×施井泰平)
著者等紹介
施井泰平[シイタイヘイ]
1977年生まれ。現代美術家、起業家。2001年、多摩美術大学卒業後「インターネットの時代のアート」をテーマに美術制作を開始。14年、東京大学大学院在学中にスタートバーンを起業し、アート作品の信頼性担保と価値継承を支えるインフラを提供。事業の中心である「Startrail」は公共性が評価され、イーサリアム財団からグラントを受ける。東京大学生産技術研究所客員研究員、経済産業省「アートと経済社会について考える研究会」委員など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クサバナリスト
yyhhyy
mike
ありんこ
ちょろちょろ鼠