平凡社新書<br> 永六輔―時代を旅した言葉の職人

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平凡社新書
永六輔―時代を旅した言葉の職人

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  • サイズ 新書判/ページ数 296p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582858570
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0276

出版社内容情報

マルチな活躍で放送、芸能史に名を刻む永六輔。最も身近にいた新聞記者が「旅する坊主」の実像を立体的、多面的に描く決定的評伝。

《目次》
まえがき

第1章 本業は旅の坊主
ふるさとの寺はいま/母と歩いた病院への道/旅の原点は学童疎開/戦後の焼け跡へ
旅とラジオ・テレビ・歌/旅でつながっていく人々/孫へのたすきリレー
六輔六語録???

第2章 早熟の天才ラジオ屋
「ラジオは等身大だから」/歌とラジオは一体/消えちゃった『日曜娯楽版』
トリロー文芸部でもまれる/『ユーモア劇場』も消えちゃった/社長になった天才六輔
フリートークは作家のつづき/長寿記録つくった『誰かとどこかで』
若手育てた『土曜ワイド』/深夜の熱気に包まれて/聴いていた若者とじかに交流
六輔六語録?

第3章 闘うテレビ乞食
「寄生虫」と呼ばれて/テレビ時代の先頭を走る/音楽バラエティーの先駆け『光子の窓』
「あらゆる芸が集まるダムにしよう」/『夢であいましょう』が残したもの
『テレビファソラシド』の冒険/ホントにテレビが嫌いだった?
六輔六語録???

第4章 遊芸渡世人の本領
「黒い花びら」が初作詞ではなかった/「上を向いて歩こう」の舞台裏
世界中でヒットしたけれど/「こんにちは赤ちゃん」の幸福感/いずみたくとの出会い
ミュージカルが最初の「見上げてごらん夜の星を」/作詞をやめた理由
歌って演じて武道館
六輔六語録???

第5章 笑いのめす反戦じいさん
三波春夫の戦場体験に学ぶ/原点としての戦争体験/仲間たちとともに
「弱者の応援団長」として/沖縄へのこだわり/思いを受け継ぐ徹子さん
六輔六語録???

第6章 世間師としてのジャーナリスト
「りんごラジオ」のスタジオで/現代の「世間師」として/『大往生』は「知恵の本」
『話の特集』の仲間たち/総ジャーナリスト時代に/死に方で生き方を示す
病気とのつきあい方/死んで伝えるメッセージ
六輔六語録???


もっと知りたい人のために──読書案内

あとがき

関連年表


隈元 信一[クマモト シンイチ]
著・文・その他

内容説明

放送作家、作詞家、ラジオタレントなど、多彩な活躍ぶりで歴史に名を残す永六輔。その生涯に貫かれた一筋の道とはいったいいかなるものだったか。新聞記者として最も身近にいた著者がその実像を描き切った決定的評伝。時代を駆け抜けた「旅の坊主」、「六輔六面体」の世界へ。

目次

第1章 本業は旅の坊主
第2章 早熟の天才ラジオ屋
第3章 闘うテレビ乞食
第4章 遊芸渡世人の本領
第5章 笑いのめす反戦じいさん
第6章 世間師としてのジャーナリスト

著者等紹介

隈元信一[クマモトシンイチ]
1953年鹿児島県種子島生まれ。ジャーナリスト。ラジオやテレビなどのメディア、日本を含むアジア文化を主なテーマとする。東京大学文学部(国史学)卒業後、同大学農学部へ学士入学。79年から朝日新聞記者。前橋・青森支局、学芸部、韓国・高麗大学校客員副教授、論説委員、編集委員、青森県むつ支局長などを経て2017年に退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nishiyan

6
取材をきっかけに長く交流のあった著者による永六輔氏の評伝。永氏は200冊を超えるという多作であったものの、自身のことは断片的に語るだけで自伝を遺していなかった。この評伝は放送作家、ラジオパーソナリティー、作詞家、作家などの多方面で活躍した永氏の思想や行動原理などを理解する上で必読の書であるといえる。「永六輔語録」は各章の内容を振り返ることができ、在りし日の姿が目に浮かぶ。最後の「読書案内」は、これから永氏の作品を味わいたい人にとって有益なものだろう。好著である。2017/11/28

agtk

2
永六輔さんの評伝。丁寧に取材されて書かれている。永さんの本を読んだりラジオを聴いたりしていたのは1970年代の終わりごろから1980年代だったので、今回永さんの生涯を知ることができてよかった。永さんの行動の源は旅での人との出会いと戦争体験。「上を向いて歩こう」や「見上げてごらん夜の星を」は永さんたちの思い以上に人々の心に刻まれている。戦争体験を語り継いできた仲間も黒柳徹子さんだけになってしまった。黒柳さんには長生きして欲しい。巻末の読書案内はうれしい。読みたい本がたくさんある。CDも欲しい。2019/04/29

Hatsumi Sakoda

2
戦後、米軍の占領下にある時にはなんの圧力もなく放送されていた番組が、占領が終わった途端に圧力がかかり潰されたという話、そして後年、番組の内容を嫌って圧力をかけた人物の名前、なかなか興味深い。沖縄の話も然り。時代を旅したという副題がうなずける。2018/02/05

Noriko S

1
LiSA(麻酔の雑誌)で紹介されていた本。実際に活躍しているところをあまり見ていないので実感がないが、昭和初期のラジオ、テレビの発展に寄与した人と理解した。しかし、「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」「いい湯だな」の作詞家だったとは!戦争体験を語り継ぐと言うことは本当に大事なことだ。マスメディアについても著者が述べている箇所あり。法政大学藤代先生についても書かれてある。意外なところでつながっている・・・・。2018/04/19

クラウド

0
あいにく「永六輔」を見てきた時代の人間ではなく、たまに岩波新書のコーナーで名前を見るものだから、昭和の思想家かなにかと思っていた。 実際に、そう言う側面がないというわけではないが、どちらかというと昭和の文化人というべきだろうか。 永は昭和を通してテレビ・ラジオをつくり歌を書き、文化を体現していた存在だったのだろう。 今やテレビジョンの時代は終わりを告げようとしているのかもしれない。 その是非はともあれ、こういう文化の時代があったということ、こういう人たちが活躍していたということは刻んでおいてもいい。2025/01/25

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