平凡社新書<br> むのたけじ 笑う101歳

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平凡社新書
むのたけじ 笑う101歳

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582858501
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0223

出版社内容情報

反骨を貫いた記者はいかに死に向き合ったか。亡くなるまでの3年余り密着した記録を軸に伝える、むのたけじの“遺言”。

《目次》
プロローグ
第一章 天職と出会う
「やるとなったら、とことんやれ」/旧制中学時代の作文/民衆の側に立つ
国家による苦痛をあびる子どもたち

第二章 一人の記者が見た戦争
徴兵検査での屈辱/戦火を交えている中国へ/黄河のほとりで
親友、信夫韓一郎との出会い/今村均司令官のこと/バタビア市長人事をめぐる特ダネ

第三章 現代史の生きる語り部
東條英機の入れ歯/近衛文麿の記者会見/陸軍大臣、宇垣一成との約束
異能の外交官、松岡洋右/斎藤隆夫の反軍演説/牙をむいた「ネズミの殿様」
「朝鮮民族、中国民族は他人じゃない」

第四章 八月一五日のこと
「朝日退社は間違いだった」/一人の記者が話した本心/新聞の使命とは何か
琉球新報の「沖縄戦新聞」

第五章 たいまつ新聞三〇年
「たいまつ」創刊の契機となった二・一ゼネスト/家族の協力/石坂洋次郎の署名記事
故郷の人たちの無反応/GHQによる検閲/『たいまつ十六年』の衝撃

第六章 還暦を過ぎ一〇〇歳への飛躍
中国政府からの招待/近隣諸国との付き合い方/語りかけの名手
「我々が動けば世の中が変わる」/気力に火をともす力

第七章 一〇一歳の初夢
人間にとっての最高の経験/笑いながら死ぬ練習/地方自治を体現した村
一〇〇歳の言葉を一三歳に/自分の命は自分で守る/相手を裏切らない
死ぬのもめでたいのがいい

第八章 死ぬ時、そこが生涯のてっぺん
孔子に戦いを挑んだ魯迅/「希望も絶望もともにホント」/戦争はなぜ始まったか
若者に戦争責任はあるか/ジャーナリズムと商業主義/戦場の第一線に立てば神経が狂う
憲法九条を守ってきた重み

第九章 笑って死にたい
憲法集会を終えて緊急入院/「俺は一回死んだ、そこから引き返してきた」
最後のビデオメッセージ/「葬式無用、坊主不要」

あとがき
関連年表

河邑 厚徳[カワムラ アツノリ]
著・文・その他

内容説明

敗戦を機に新聞社を退社、その後故郷を拠点に週刊新聞「たいまつ」を刊行するなど、独自の言論活動を続けたジャーナリスト、むのたけじ。「死ぬ時、そこが生涯のてっぺん」と言いながら、笑って死を迎える練習をしていた老記者は、死の間際に何を語ったか。激動の一世紀を駆け抜けた記者の最期に密着したドキュメント。

目次

第1章 天職と出会う
第2章 一人の記者が見た戦争
第3章 現代史の生きる語り部
第4章 八月一五日のこと
第5章 たいまつ新聞三〇年
第6章 還暦を過ぎ一〇〇歳への飛躍
第7章 一〇一歳の初夢
第8章 死ぬ時、そこが生涯のてっぺん
第9章 笑って死にたい

著者等紹介

河邑厚徳[カワムラアツノリ]
1948年生まれ。映画監督、大正大学特命教授。71年東京大学法学部卒業。NHKディレクター、プロデューサー、長編ドキュメンタリー映画作品などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

4
今月の個人的チャンプ本。▼自ら燃え続けるたいまつであれ。中途半端な態度で生きない。やるなら命がけ。▼むのさんが訴え続けた生き方は、言葉をなぞるほど簡単ではない。それでも、本当に「自分を大切にする」とはどういうことなのか、真剣に考えたいと思った。笑って生きて、笑って死ぬために。2018/02/27

peko

0
生まれたときから戦争がそばにあり、そして、戦後と言われる時代を生きたむのさん。ただただ、彼がどんな時代を生きたのか、直に聞いてみたかった。彼の目にはこの社会がどのように映っていたのか、貴重な方がまた一人この世を去ってしまった。。。2017/11/29

桐葉

0
高校生のとき生徒会が自主的にむの氏の講演会を開いた。当時氏は壮年期で大きな声と鋭い言葉がストレートに心に響いた。胸にたいまつを燃やして生きるということを生涯貫いたのだと思った。2018/07/26

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