出版社内容情報
アメリカ映画100年の夢とは何か。ハリウッドの誕生から、その盛衰、そして現在までを描き切る。旧版に大幅加筆した決定版。
内容説明
アメリカ映画一〇〇年の夢とはなにか。「つくる人・上映する人・観る人」というフォーカスから、ハリウッド誕生、その盛衰、そしてデジタル化と世界規模で進む大域化の渦中にある現在までを描く。最新映画学の成果をフルに取り込んだ決定版。ハリウッド映画は今後どこに向かうのか。まるごと一冊、画期的「ハリウッドの夢」講義。旧版に大幅加筆した新定番!
目次
序章 ハリウッド前史(映画の起源は面白いほどややこしい;映画とは何か―光学装置+上映文化;覗き箱から上映興行;映画を支えた都市の庶民;見世物としての映画、見世物を映す映画;「語る」映画へ;見世物と物語の間―エドウィン・ポーターの偉業;映画産業の変容;エジソンvsニッケルオデオンの大立者たち)
1 夢の工場―物語装置としての映画(ハリウッド誕生;夢見るハリウッド;古典的ハリウッドの成熟;黄昏に輝くハリウッド)
2 ハリウッド再生―夢の王国へ(70年代以降―生産工場からエンターテインメント・ビジネスへ;世界が舞台、拡大するハリウッド映画―80年代から90年代まで;デジタル技術の浸透と地球規模の大域化―流動化のなかのハリウッド)
著者等紹介
北野圭介[キタノケイスケ]
1963年生まれ。ニューヨーク大学大学院映画研究科博士課程中途退学。新潟大学助教授を経て、立命館大学映像学部教授(映像理論)。2017年4月より、映像学部学部長。2012年3月~13年3月、ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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