平凡社新書<br> 中国人の本音―日本をこう見ている

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平凡社新書
中国人の本音―日本をこう見ている

  • 工藤 哲【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 270p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582858457
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0230

出版社内容情報

実際のところ中国人は日本をどう見ているか。知られざる「抗日」の現場やメディアの裏側など、北京特派員が徹底取材。

《目次》

はじめに



第1章 北京を歩く、見る、聞く

大気汚染に一喜一憂/北京を歩くなら/「車窓取材」で中国を知る/北京は安全か

強まるテロへの警戒/北京空港の事件/気が抜けない交通事情/変わりやすい天気

中国人にとっての「二つの日本」/二四時間営業の書店も

書店に並ぶ本から見える指導部の方針/日本の発行部数を抜いた『窓ぎわのトットちゃん』

忘れがたい北京の味



第2章 「抗日」の裏側で

「抗日」軍事パレード/「波」がもたらす緊張感/「抗日テーマパーク」を歩く

「貧しい県から抜け出そう」/抗日ドラマの過剰演出/制作現場の苦悩

巧みに統制された反日デモ/「日本鬼子は死ね」/中国人の自省をうながす記事も



第3章 中国メディアを取材する

突然姿を消した新聞スタンド/当局寄りの新聞までも反発

中国側の本音が見える「環球時報」/中身は「大衆の本音」

中国人記者が見た東日本大震災/災害報道の質の向上/当局による現場での記者管理

情報の伝わり方は多様に/報道官養成講座/外務省報道官の仕事/進む多言語発信

若手記者の匿名座談会



第4章 日中はわかり合えるか

日中双方のメディアで発信する人たち/一般の中国人に向けた発信力を

「テレビ討論番組」の現場から/武村元官房長官が出演/日本大使館公使も

ニュースサイト「記者ページ」の開設/中国報道の可能性/文化交流イベントを取材

味の外交を支える「公邸料理人」/韓国人記者の日常



第5章 日本を知りたい中国人

SMAP@北京/宮崎駿への敬意/高倉健の存在感

東アジアをサッカーの一大拠点に/注目される野球と剣道/増え続ける旅行者



第6章 日中の架け橋をつくる人びと

日中は近いようで遠い──中国社会科学院前日本研究所長・李薇さん

若者の見方、より冷静に──日本語教師・笈川幸司さん

両国に潜む「内圧」──香港フェニックステレビ東京支局長・李?さん

習近平夫人との親交──歌手・芹洋子さん

音楽を通じての交流──盛中国、瀬田裕子さん夫妻

「映画をきっかけに家族のように応援してくれる」──女優・中野良子さん

「声で両国をつなぎたい」──中国人プロ声優・劉セイラさん

「中国の日常に目を」──北京在住の女優・松峰莉璃さん

「対立を深めることは有害無益」──ジャッキー・チェンさん

「日中関係は上り坂」──前駐中国大使・木寺昌人さん



第7章 習近平指導部のゆくえ

国内安定に腐心/中国で伝えられる「対日対抗策」/「平成日本」の研究こそ必要

批判にさらされる「知日派」/迫る東京、北京五輪・パラリンピック

プレスツアーで冬季五輪に意気込み/「ポスト習近平」の有力者/新たな「大虎」の追及も



おわりに──隣国を知るために



工藤 哲[クドウ アキラ]
1976年青森県生まれ。埼玉県出身。99年に毎日新聞社入社。盛岡支局、東京社会部、外信部、中国総局(北京、2011?16年)、特別報道グループを経て現在外信部記者。共著に『サラリーマンと呼ばないで』(光文社)、『離婚後300日問題 無戸籍児を救え!』(明石書店、2007年疋田桂一郎賞)がある。

内容説明

日本と中国の間には歴史認識や領土問題などさまざまな問題が横たわっているが、実際のところ、中国人は日本をどう見ているのか。「抗日ドラマ」の制作現場や「抗日テーマパーク」の実態、日本に批判的なニュースメディアの舞台裏など、日頃、日本ではあまり報じられない大国の姿を徹底取材。「抗日」の裏側で何が起きているか。元北京特派員が民衆の本音に肉薄したルポ。

目次

第1章 北京を歩く、見る、聞く
第2章 「抗日」の裏側で
第3章 中国メディアを取材する
第4章 日中はわかり合えるか
第5章 日本を知りたい中国人
第6章 日中の架け橋をつくる人びと
第7章 習近平指導部のゆくえ

著者等紹介

工藤哲[クドウアキラ]
1976年青森県生まれ。埼玉県出身。99年に毎日新聞社入社。盛岡支局、東京社会部、外信部、中国総局(北京、2011~16年)、特別報道グループを経て現在外信部記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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がんぞ

6
「北京に暮らして、毎朝一番に思うのは大気汚染はどうかな」それほどひどくない日もある、という状況では駐在者が家族を帰して単身赴任となるのも企業から「汚染手当」が出るのも妥当。「日本の技術が求められている」しかし設備のメインテナンスで恒常的な負い目に堪えられない、らしい。中華思想とて、知的財産の概念がなく(リスクを下位者が負うのは当然)パクリを正当視、しかし最近は人件費高騰で縮小撤退する企業も多い/「経済的利益誘導で軍事衝突を避けられる」と思ってはいけない。台湾からの人材引き抜きで戦わずして併合は迫っている 2018/04/17

コカブ

4
著者は、2011年から2016年まで、新聞記者として中国に駐在しており、その時の経験をまとめた本。しかし中国は本当に変化が早い。2019年の現在となっては、中国におけるスマホ決済などの新サービスが日本で話題となり、中国の会社が開発したアプリ(TikTok、ゲーム等)や携帯電話・ドローン等の製品がある程度浸透している。しかし、著者の駐在時にはここまでではなかったと思う。この変化の早さからすると、新聞のように日々の情報を提供するというスピード感が合っていると思う。ただ、本にまとめるとタイムラグを感じる。2019/06/02

yunyon

4
ちょっと前の反日デモの時のことや、日本の震災時の中国での報道の話など、興味深く読みました。日本国内ではインバウンドで、訪日する中国人観光客に対する「マナー悪い」「爆買い」など、中国本土の日本をよく知らない中国人の層では「邪悪な日本兵」など、お互いに偏ったステレオタイプのイメージしか持っていませんが、この先、日本に観光に訪れた中国人や在日中国人が、本当の今の日本の姿を伝え、実際に日本で生身の中国人に触れた日本人が、マスコミが発する以外の中国人を知れば、少しずつでも変わっていけると思います…2018/05/30

☆ツイテル☆

3
フライヤー2021/05/20

メカメカ

3
毎日新聞で中国北京に駐在していた記者による本。実際の中国を自身の経験を踏まえて書いており、リアルで面白かった。民間レベルでは日本への関心が強いというのは旅行者の数でも体感できますね。過激な意見や思想というのはどこにいってもあるのだろうけど、そういった声の方が目立つこともあって、日中互いに誤解している部分は大きいのだろうと感じた。自分も本書にあったように、興味のある中国は「三国志」などの歴史部分。現代中国に関心は確かに持てていなかった気もする。一度見に行ってみたいと思った。2017/11/09

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