平凡社新書<br> アニメーション学入門 (新版)

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平凡社新書
アニメーション学入門 (新版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582858365
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0274

出版社内容情報

アニメーションとは何か。いつ、どこで、誰がどんな作品を創ったのか。最新事情を踏まえた「アニメーション学」の新たな定番。

《目次》
はじめに

第一部 総論
第一章 アニメーションとは何か
1、「アニメ」と「アニメーション」
2、映画技法としてのアニメーションの定義
3、アニメーションの分類
4、表現としてのアニメーションの特性
5、アニメーション制作の流れ
第二章 海外アニメーション史
1、アニメーション技術の発見
2、ディズニーの功績と影響
3、第二次世界大戦後の多様化
4、「アニメーション・アート」の自立
第三章 日本アニメーション史
1、一九二〇?五〇年代──模倣から模索へ
2、テレビアニメの発明──東映動画と虫プロダクション
3、アニメブーム
4、スタジオジブリ
5、デジタル化による革新と今後
第四章 学問としてのアニメーション
1、アニメーション研究略史
2、アニメーションの研究領域
第五章 現代アニメーションの新たな位置づけ
1、クールジャパン
2、アニメによる地域振興
3、知的財産としての諸問題
4、産業としての諸問題

第二部 各論
第六章 日本のアニメーション
1、テレビアニメ
2、劇場用長編アニメ
3、オリジナルビデオアニメ(OVA)
4、ネット配信アニメ
5、CM、PVなど
6、教育用アニメーション
7、短編アニメーション
第七章 海外のアニメーション
1、アメリカ
2、カナダ
3、西欧諸国
4、ロシアおよび東欧諸国
5、中国および韓国

主要参考文献
アニメーション略年表
索引


津堅 信之[ツガタ ノブユキ]
著・文・その他

内容説明

この一〇年間のアニメ界は激動期にあった。デジタル技術の発達による制作環境の変化、宮崎駿監督の引退宣言とスタジオジブリの事実上の解散、深夜枠アニメの増大と定常化、クールジャパンなど国や自治体が関わるアニメ施策の増加…。日本の、そして世界のアニメはどこへ向かうのか。最新事情を踏まえた、アニメーション学のニュースタンダード。

目次

第1部 総論(アニメーションとは何か;海外アニメーション史;日本アニメーション史;学問としてのアニメーション;現代アニメーションの新たな位置づけ)
第2部 各論(日本のアニメーション;海外のアニメーション)

著者等紹介

津堅信之[ツガタノブユキ]
1968年兵庫県生まれ。近畿大学農学部卒業。アニメーション研究家。学習院大学大学院、京都精華大学などを経て、現在は日本大学芸術学部映画学科非常勤講師。専門はアニメーション史だが、近年は映画史、テレビ史から大衆文化など、アニメーションを広い領域で研究する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

63
あくまでも入門書であり、広く浅くという感触ではあるものの、歴史や技術、作品などは最新のものも取り扱っている。特に外国のアニメ作品の充実っぷりはなかなかで、確実に視野が広がる。2017/03/29

きいち

37
アニメーションは「省略の芸術」だという。あくまで人工的な絵、一つの画面やシーンからだけの情報量はかなり少ない。でもそれに感動できてしまうのは、観る者が自分の想像力から情報を付加し、「観客自ら作品を完成させる」からだ、と。◇つまり人気のある作品は、多くの観客が何を付加できるかを良くわきまえ、皆がスムーズに参加できる高い技術で創られた作品なのだろう。いくらいい作品でも乗り切れないものがあるのはそのためか。普遍性の高さもまた技術だ。◇歴史、制作体制、海外事情、そして様々なクリエイターと紹介の幅は広く、飽きない。2017/05/12

リキヨシオ

23
日本や世界のアニメーションの歴史やアニメーションの真理を追究するアニメーション学について述べられた貴重な1冊。そもそも深夜で放送されるアニメはアニメーションという大きな分野の1つに過ぎず、アニメーションの定義は、絵、人形、切り絵など動かない素材を動いている様に見せる映画技法との事。過去3度のアニメブームの中で昭和アニメを彩った2D=セル技術への愛着から3D・CG=デジタル化の波に乗り遅れたからこそ2Dのキャラクターと3D・CGの背景が絶妙にハイブリッドした日本特有のアニメがあるのは感慨深い。2017/12/06

Ecriture

7
日本・海外どちらのアニメーション史もおさえてある良書。アニメでも何でも、どういう研究アプローチがあるか知ることがまず重要で、技術・サウンド・演技・観客(受容)・スタジオ史・産業論・観光学など紹介されている。研究動向の紹介だけでなく、問題点とその解決法、制度改革案の提示まで行っている点が素晴らしい。アニメ制作者・批評家・研究者の間の情報共有のズレはどう調停するのか、日本のアニメ分野におけるカルスタ手法が海外の流用で説得力を欠く現状をどう打破するか。アニメーションを学部開講する際に必要な制度的改革とは。2017/04/09

🐰

2
入門も入門。総論ではアニメーションとアニメの定義づけを試みた後アニメーションの歴史を概観します。各論では日本と海外のアニメーションを分野毎に軽く振れています。著者個人の批評などはほとんど挟まらず、客観に徹したデータ集のよう。海外アニメーションは全く知らない世界だったので興味がわきました。2018/07/14

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