平凡社新書<br> イザベラ・バードと日本の旅

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イザベラ・バードと日本の旅

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  • サイズ 新書判/ページ数 271p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582857542
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0225

出版社内容情報

バード研究の第一人者がその生涯と日本の旅に焦点をあてた決定版入門書。従来のバード像を変える力作!

内容説明

イザベラ・ルーシー・バード(一八三一~一九〇四)は、世界を旅し、その魅力的な紀行文でヴィクトリア時代を代表する旅行家となった。とりわけ『日本奥地紀行』(『日本の未踏の地』)はよく知られている。当時は外国人の旅行に厳しい制限があったにもかかわらず、長期にわたる日本各地への旅ができたのはなぜだろうか?また、この旅を計画したのは本人なのだろうか?国際的に高い評価を得ているバード研究者が、その生涯と日本の旅の真実を描き出す。

目次

第1章 旅と旅行記を正しく理解するために(旅と旅行記を科学する;旅行記の読みの定理 ほか)
第2章 イザベラ・バード旅の生涯(誕生からカナダ・アメリカの旅まで―第1期の旅;オーストラリア、ハワイ諸島、ロッキー山脈そして日本の旅―第2期・第3期の旅 ほか)
第3章 一八七八年の日本の旅の特質(地域的・期間的限定のない旅;特別の内地旅行免状によって可能となった旅 ほか)
第4章 連携する支援と協力(パークス公使夫妻の支援;その他の支援と協力)
第5章 日本の旅と旅行記がもたらしたもの(バードと関係者にとっての意義;バードの旅と旅行記が欧米にもたらしたもの ほか)

著者等紹介

金坂清則[カナサカキヨノリ]
1947年生まれ。地理学者。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。京都大学名誉教授。イザベラ・バードに関する研究と写真展等の活動により王立スコットランド地理学協会特別会員、日英協会賞受賞。訳書にイザベラ・バード『完訳 日本奥地紀行』(訳注、日本翻訳出版文化賞受賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kawai Hideki

70
渡辺京介の「逝きし世の面影」でイザベラ•バードの文章が印象深かった。図書館のオススメ棚に本書があったので借りた。イザベラ•バードの日本奥地紀行を完訳した金坂先生による「紀行文を科学的に読む方法論と、それによって明らかになったイザベラ•バード像」の紹介。イザベラ•バードは、明治維新後間もなく日本を訪れ、東北、北海道、京都、伊勢などを単独で探索したイギリスの女性探検家。日本の他にも、アメリカのロッキー山脈や、中国、韓国、シナイ山なども探索したすごい人。数十年間バードを研究している著者の情熱がビリビリ伝わる本。2014/12/11

mazda

29
あの時代にほぼ世界一周しているバイタリティに、感服です。元々体が弱かったのに旅行をしていたのは、すごいと思います。あの時代に、しかも女性が旅というのは、今と違いかなり苦労したんだろうな、と思います。2016/01/06

ごへいもち

23
以前から日本奥地紀行を読みたいとは思っていた。とりあえず手軽そうな新書をと選んだのは間違いでした。東洋文庫版を訳した著者の他の版の誤訳指摘に頁がかなりさかれている。東洋文庫を読まなくては。というわけで飛ばし読み。バードが日本で知られるようになったのは1970年代以降だったのか。東京ステーションギャラリーでイザベラ・バード展が併催されていたので読もうと思った。ちなみにそこでは大正時代のアイヌの生活のビデオが流れていて鮮明なのにびっくり。2018/06/17

kochi

17
イザベラ・バードはビクトリア朝時代の婦人旅行家で、その旅行記で知られる、まあ、私たちの世代から見れば、兼高かおるの曽祖母にあたるか(^^) 本書は、彼女の生涯をその旅程と共に概観し、日本での旅が、英国公使パークスが企画し、慎重に計画されたものであることの立証を企図。実証的な論証が積み上げられ、段々とイザベラ・バードは英国諜報機関の秘密諜報員であったに違いないと思えてきて妄想が膨らむ。彼女の日本紀行は原著が3バージョンあり、邦訳も複数あるようで(高梨健吉という懐かしい名前も!)、どれを読もうかと楽しみ。2022/10/07

しんこい

10
明治十年代に東北を縦断して北海道まで外国人女性が旅行するなんてすごい、と思ってましたが、単なる好奇心の旅でもないし、日本だけを旅行したのでもないのですね。健康回復のため海外旅行で直す療法があったのも、ちょっと驚き。日本奥地紀行を読みたいとは思ってましたが、東洋文庫版が今一と言われるとな。2015/12/14

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