出版社内容情報
李白や杜甫をはじめ、精選50首に読み下し・訳文・解釈、さらに中国語のピンインと振り仮名を付し、音声ダウンロードで著者による中国語・日本語の朗読が聴ける、画期的・参加型の一冊!
内容説明
李白や杜甫、陶淵明や白居易など日本人に親しまれてきた漢詩の名作50首に、読み下し・口語訳・独自の解釈、さらに中国語のピンインとカタカナの振り仮名を併記。平凡社ホームページから音声ダウンロードをすれば著者による中国語・日本語の朗読を聴き、唱和ができる。
目次
第1章 天地の悠々たるを念う―初唐・盛唐十一首(高台で独り思う家国千年のこと―幽州台に登る歌(陳子昂)古風
酔った後は解き放たれて楽しいよ―酔中の作(張説)五言絶句 ほか)
第2章 太陽と月が出会った―唐詩の最高峰李白と杜甫十四首(もう一度、君に逢いたい―峨眉山月の歌(李白)七言絶句
友の姿は長江と天のあわいに―黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る(李白)七言絶句 ほか)
第3章 天眼で世の変幻無常を視よ―中唐九首(幾星霜ぞ、寒山寺の鐘声―楓橋夜泊(張継)七言絶句
我もまた天地万物の中に在り―漁歌子(張志和)詩 ほか)
第4章 花発けば風雨多し―晩唐八首(夜の雨、愁思の絶―夜雨北に寄す(李商隠)七言絶句
万感の思いが夕暮れに融けゆく―楽遊原(李商隠)五言絶句 ほか)
第5章 千里嬋娟を共にせん―唐詩以外の傑作八首(孤立無援でも信念を貫く―風蕭々(荊軻)楚風古歌
愛馬よ、虞よ、天命は尽きた―垓下の歌(項羽)楚風古歌 ほか)
著者等紹介
荘魯迅[ソウロジン]
1956年、上海生まれ。政治闘争の時代に父が下獄。一家離散し祖母に育てられた。祖母、両親とも芸術家。自身も「吟遊詩人」の盛名を馳せた歌手。88年来日。「文革」のため母国で阻まれた大学に進み、日本文学で修士取得。現在、大学などで漢詩、音楽、中国史を講じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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