出版社内容情報
慶應幼稚舎とは、いったいどんな学校なのか? 卒業生、元学校関係者などへのインタビューから、教育のあり方、伸びやかな生徒の姿、幼稚舎のこれからなどが浮かびあがってくる。
内容説明
一四〇年にわたって受け継がれる「理想の一貫教育」とは何か?福澤諭吉の「独立自尊」という教えを柱に、数多くの人材を輩出してきた名門校、慶應幼稚舎。だが、その教育のあり方は、いまだにベールに包まれたままだ。圧倒的な人気と実績を誇る慶應幼稚舎の実像に、各界で活躍するOB・OG、元教員へのインタビューを通じて迫る!
目次
第1章 「慶應義塾幼稚舎」とは何か
第2章 受け継がれる吉田小五郎の教え
第3章 ベールに包まれた天現寺の学び舎
第4章 「独立自尊」を行く
第5章 「お受験」神話
第6章 「幼稚舎」が受け継ぐもの
著者等紹介
歌代幸子[ウタシロユキコ]
1964年新潟県生まれ。学習院大学文学部卒業後、出版社で女性誌などの編集を経て独立、ノンフィクションライターに。人物ルポルタージュを主に、スポーツ、教育、事件取材等を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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リズ
7
慶應幼稚舎の、授業は体力づくりが主に重点を置いていると聞き、意外でした。知的教育よりも、体力を重視する教育で、向いている人には合っているのでは私立有名校ならではの、教育システムであるが、家柄の良い両家のおぼっちゃま同士で楽しく学校生活を送れているため憧れさえ感じます。2014/05/07
はなちゃん
1
慶應幼稚舎は6年間クラス替えなし、同じ担任ということに驚いた。いろんなイベントがあって各自の個性を伸ばしてくれるのは素晴らしいけど、中学受験組、高校受験組が合流して、みんな焦るというところはなるほどと思った。けどついていけるんだから結局は地頭がいいんでしょうね。2022/04/11
ちいちゃん
0
慶應幼稚舎のことが少しわかった。2016/01/06
Regency202
0
お受験用記憶すべききれいごと集。買って失敗した。2013/11/17
飯田橋
0
担任持ち上がり制によって一つのクラスが家族になり、学校ともなるため、クラスによって違う色を出してくる。慶應幼稚舎ならではの制度で、こういうのもアリなのかもしれないと思った。2021/08/15
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