出版社内容情報
下落し続ける地価、国債暴落、ハイパーインフレ……。国家の無作為があなたの財産を奪う。事業再生のプロが長引くデフレからの脱却策も含め、「その日」に備えた資産防御法を説く。
内容説明
年間三万人前後を推移する自殺者、下落し続ける地価、いっこうに回復基調に戻らない実体経済…。アベノミクスは本当に国民の生活を豊かにしてくれるのか?近い将来に国債暴落、ハイパーインフレが起こるという著者が、国家があらゆる手段を使って、「国民の個人資産を奪いにくる日」への警鐘を鳴らす。長期化するデフレに有効な提言も含め、階層別に「その日」に備えた資産防御法を説く。
目次
序章 資産デフレの解消こそ、経済復活の道
第1章 グローバル大競争にそぐわない「日本」というシステム
第2章 「債券バブル崩壊」―財産収奪が始まる
第3章 サラリーマン世帯を襲う「財産収奪」
第4章 富裕層を狙う「財産収奪」
第5章 国家に財産を奪われないために
著者等紹介
清水洋[シミズヒロシ]
1943年生まれ。税理士、事業再生コンサルタント。中央総合事務所所長、事業再生研究会会長、TMA日本支部理事、経済評論家。2000年代に入ってから、税理士業務から事業再生業務にシフト。バブル期に不動産投資を行い、バブル崩壊前にいち早く損切りをして資産防衛を果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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はるゆう
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流し読み。ハイパーインフレか・・・、はたしてやってくるのだろうか。その時、現金資産をどうしておいたらいいんだろう。不動産ではなく、金・プラチナ??? 資産の移転も大切だけど、自分自身に投資して、能力をつけておくことも忘れてはいけない。今の環境で学べることは、どんどん学んでおこう。2014/04/28
FK
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歴史を学んでいたら過去から現在まで、洋の東西を問わず、国家というものは、その国民から収奪・搾取していくのが常態であることに気付かされる。そして今、この日本国家でもそうなのだ。著者は日本の最近の歴史に照らしてその実例を紹介する。 また住宅ローンとローン破綻の例から、国家は国民の幸福のためにあるのではなく、国家のために国民はあり、その国家維持のために国民を収奪の対象としてみていることにも気付かされ、愕然とするのだ。 国家にとって、国民の財産をもっとも奪いやすい手段が「国債」なのだ。(P.148) 2014/01/10
simi
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きっと来るのだろうな。対策は打てそうにないし逃げ切れないだろうと感じた。 2013/06/25
mamoru naitou
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サービサー法 債権管理回収業に関する特別措置法 →従来は弁護士しかできなかった債権回収業務をサービサーに認める法律 不良債権 引当金を積む必要あり 回収不能として債権放棄すると債務者に対する寄付として課税される →サービサーに債権譲渡すれば、額面との差額は償却できる2023/02/24