平凡社新書
モーツァルトの台本作者―ロレンツォ・ダ・ポンテの生涯

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  • サイズ 新書判/ページ数 235p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582855388
  • NDC分類 972
  • Cコード C0223

内容説明

『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『コシ・ファン・トゥッテ』―モーツァルト三大オペラの台本作者ダ・ポンテは、イタリアからウィーン、ロンドン、そしてアメリカへと、まさにユダヤ人としての流転の生涯を送った。カザノヴァ、サリエリなどと交遊、十八世紀ヨーロッパを駆け巡ったノマドの栄枯盛衰。金、出世、女、嫉妬…時の権力に翻弄されつつも、オペラへの愛にひたむきに生きた芸術家の一生。

目次

序章(最高のニューヨーカー;死後の謎、生前の謎 ほか)
第1章 イタリアからの旅立ち(チェネダのユダヤ人;改宗から神学校へ ほか)
第2章 オペラ都市ウィーン(「中欧」の首都;サリエリとの共同作業 ほか)
第3章 劇場の街ロンドン(新しい人生と遍歴の再開;カザノヴァとの文通 ほか)
第4章 時代はアメリカへ(大西洋の船旅;旧植民地最大の都市、フィラデルフィアへ ほか)
終章(『回想録』の出版;アメリカ初のオペラ・ハウス ほか)

著者等紹介

田之倉稔[タノクラミノル]
1938年生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。演劇評論家。81年『イタリアのアヴァン・ギャルド―未来派からピランデルロへ』(白水社)でマルコ・ポーロ賞受賞。86年『ピエロの誕生』(朝日選書)で蘆原英了賞受賞。元静岡県立大学国際関係学部教授、共立女子大学国際学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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lovejoy

0
★★★2021/08/16

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