平凡社新書
発達障害 境界に立つ若者たち

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  • サイズ 新書判/ページ数 246p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582854701
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0237

内容説明

一見、普通なんだけど、簡単な計算ができなかったり、ちょっと変わっていたりしている。だから理解されにくく、“居場所”が見つからない…。そんな、「普通」と「障害」の“はざま”にいる彼らは、実は、とても「ハートがピュア」な若者たち。いま悩んでいること、これからのことを彼らが語った。社会に“居場所”を探している“はざま”の若者たちの横顔。

目次

第1部 「はざまの子」のためのもうひとつの学校―A学院という学校があった
第2部(見かけはごく普通なんだけど―「LD傾向」を持つタケシ君の場合;わたし、KYなのかも―「アスペルガー症候群」を抱えるアイコさんの場合;「普通」と「障害」のはざまで―「軽度知的発達障害」を抱えるナオコさんの場合;どうしても普通免許が取れない―「学習遅進」を抱えるフクちゃんの場合;読解力がないんだよね、わたし…―「ディスレクシア(難読症)」を抱えるユキエさんの場合
障害をまるまる「個性」と受け止めて―「軽度知的発達障害」を抱えるテツヤ君の場合)

著者等紹介

山下成司[ヤマシタセイジ]
1953年山口県生まれ。不登校で高校中退後、17歳で上京。美術学校に学びつつ、音楽活動を開始。レコード・デビューも果たす。83年に渡米し、イラストレーションを本格的に学ぶ。90年に帰国し、山下セイジ名義でフリーランスのイラストレーターに。翌91年からは、仕事のかたわら、LD児、境界児のための私設学校で美術・英語などの授業を受け持つ。以後、イラストレーションの仕事と並行して、発達障害児教育の現場に立ち続ける。2009年、音楽活動を再開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

オカメルナ

30
著者は、ひょんなことから発達障害児の教育に携わることになった方で発達障害の専門家ではない。なので本書は専門的な解説書ではなく、実際に正常発達と障害の境界にたつ若者たちにインタビューを行ったもの。境界とは、一見普通なんだけれど、LDやADHD、アスペルガー症候群といった知的な障害はないけれど、簡単な計算が出来なかったり、人とのコミュニケーションを取りずらかったり、ちょっと変わっているって言われてしまう状態の事。彼らの生の声を聞けて良かったような、逆に苦しくなってしまったような複雑な心境。2013/03/07

おいしゃん

23
障害なのか、健常なのか。その狭間で苦しむ人たちが、どんなに日常生活に支障が出ていても、健常だと信じている姿が印象的。逆に自分は、職場であまりに理解が追いつかず、発達障害なのでは、と真剣に悩むこともしばしば。2017/03/07

ごへいもち

22
特に後半とても読みやすかった。普通の幸せはなかなか手に入らないだろうなぁと思うけれど障害が無くても困難な人生を送っている人もいるのだから手に入る物で我慢するしかないなぁと諦めの気分2022/06/06

かおりんご

20
教育書になるのかな?境界線にいる子たちが、小学校を卒業したらどういう風になるのか気になっていたのだけれど、いくつかの例をかいま見られた気がします。小学校にいるときに、できる療育ってなんでしょう?考えてしまいます。2013/11/05

ヒラP@ehon.gohon

14
軽度に発達障害を持つ人たちは、普通に生活できて、頭痛に思考できるだけに、重度の障害者とは別の大変さがあることを痛感しました。2024/05/27

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