内容説明
一見、普通なんだけど、簡単な計算ができなかったり、ちょっと変わっていたりしている。だから理解されにくく、“居場所”が見つからない…。そんな、「普通」と「障害」の“はざま”にいる彼らは、実は、とても「ハートがピュア」な若者たち。いま悩んでいること、これからのことを彼らが語った。社会に“居場所”を探している“はざま”の若者たちの横顔。
目次
第1部 「はざまの子」のためのもうひとつの学校―A学院という学校があった
第2部(見かけはごく普通なんだけど―「LD傾向」を持つタケシ君の場合;わたし、KYなのかも―「アスペルガー症候群」を抱えるアイコさんの場合;「普通」と「障害」のはざまで―「軽度知的発達障害」を抱えるナオコさんの場合;どうしても普通免許が取れない―「学習遅進」を抱えるフクちゃんの場合;読解力がないんだよね、わたし…―「ディスレクシア(難読症)」を抱えるユキエさんの場合
障害をまるまる「個性」と受け止めて―「軽度知的発達障害」を抱えるテツヤ君の場合)
著者等紹介
山下成司[ヤマシタセイジ]
1953年山口県生まれ。不登校で高校中退後、17歳で上京。美術学校に学びつつ、音楽活動を開始。レコード・デビューも果たす。83年に渡米し、イラストレーションを本格的に学ぶ。90年に帰国し、山下セイジ名義でフリーランスのイラストレーターに。翌91年からは、仕事のかたわら、LD児、境界児のための私設学校で美術・英語などの授業を受け持つ。以後、イラストレーションの仕事と並行して、発達障害児教育の現場に立ち続ける。2009年、音楽活動を再開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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