出版社内容情報
疫学やEBMの考え方をもとに、身近な実例の紹介を通じて健康や医療の情報の読み解き方をわかりやすく解説。
内容説明
生・老・病・死に向き合うとき、人間を支え、励ます情報・コミュニケーションとは何か?ビッグデータの時代、あふれる情報との上手な付き合い方とは?―疫学やEBMの考え方をもとに、身近な実例の紹介を通じて健康や医療の情報の読み解き方をわかりやすく解説。第2版では、全体を見直し加筆・修正し、新たに二つの章と付録を追加した。
目次
現代社会に必要なスキル―健康情報リテラシー
どうしてそれを信じるのですか?―主張の根拠と“3た”論法
情報の松・竹・梅―研究デザインとエビデンス・レベル
症例報告の落とし穴―対照群の必要性
「代表的な意見」とは何か?―バイアス
私は名医?―分子と分母
運動する人は風邪をひかない?―横断研究と因果の逆転
かき回しているのは何?―交絡因子
人間の身体は止まらない…―平均への回帰
「効く治療」が効かない?―絶対リスク、相対リスク〔ほか〕
著者等紹介
中山健夫[ナカヤマタケオ]
京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学分野教授。1961年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。米国カルフォルニア大学ロサンゼルス校フェロー、国立がんセンター研究所室長(がん情報研究部門)を経て、2000年京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻助教授、2006年から現職。第1回同専攻ベストティーチャー賞(2013年)、日本疫学会奨励賞(2005年)。日本疫学会・薬剤疫学会・禁煙科学会等の理事、日本ヘルスコミュニケーション学会世話人、公益財団法人日本医療機能評価機構医療情報サービス事業Minds委員、独立行政法人医薬品医療機器総合機構専門委員、NPO法人日本メディカルライター協会、同健康と病いの語りディペックス・ジャパン、同EBH推進協議会、同日本インターネット医療協議会(JIMA)等の理事も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tatsuya Michibata
re2015
こたちゅう
-
- 和書
- 勘九郎とはずがたり