出版社内容情報
青年アドルフは、いかにして狂人ヒトラーになったか? 誕生120年目にして、ヒトラーの出生から反ユダヤ主義に目覚めていく青年時代までをつぶさに考察する!
内容説明
反ユダヤ主義を掲げ、その圧倒的な演説力で民衆を魅了しながら、破滅の道へと突き進んだアドルフ・ヒトラー。二〇〇九年四月二十日、人類史上稀に見る汚点を残したヒトラーの誕生百二十年目を機に、冷静かつ客観的に、その出生、恵まれた幼少期から、挫折と反ユダヤ主義に目覚めていく青年期、そしてナチ党入党までを検証する。いかにして狂気に満ちた独裁者になったのか。
目次
第1章 生いたちの記、気ままな少年時代(自信あふれる少年;夢見る少年アドルフ ほか)
第2章 失意のウィーン時代(下宿生活;オペラの友 ほか)
第3章 幸せなミュンヘンでの日々と戦場の勇士(画家としての幸せな日々;清楚な青年、定まらぬ将来 ほか)
第4章 極右政治活動への突入と破滅への道(ミュンヘンの兵舎にて、活路の模索;革命体制への順応と傾倒 ほか)
エピローグ―よみがえる友情(一九三八年四月九日午後、オーストリア・リンツ市のホテル、ヴァインツィンガーにて;一九三九年八月三日午後、バイロイト・ワーグナー家にて ほか)
著者等紹介
大澤武男[オオサワタケオ]
1942年埼玉県本庄市生まれ。上智大学文学部史学科卒業。ドイツ政府給費留学生として留学し、80年ヴュルツブルク大学にて博士号取得。専攻はドイツ・ユダヤ人史、古代教会史。現在、フランクフルト日本人国際学校理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しーもあ
pyonko
いのふみ
じぃじ
兵衛介