内容説明
日本は先進国、なのだそうだ。だが、われわれは「先進国」で享受すべき「豊かな暮らし」をしていると言えるだろうか?環境、労働、福祉、教育、男女関係、政治…現代日本のさまざまな矛盾が、われわれ国民に覆いかぶさっている。こんな日本が「先進国」と言えるのか?現状を問い直し、とるべき道を示す。
目次
第1章 環境後進国としての日本
第2章 過酷な労働と貧しい労働の果実
第3章 名ばかりの「男女平等」
第4章 ゆがむ教育
第5章 貧しい政治の現実
第6章 先進国の条件
著者等紹介
杉田聡[スギタサトシ]
1953年埼玉県生まれ。帯広畜産大学教授(哲学)。研究対象は自動車論、民主主義論、セクシュアリティ論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星辺気楽
1
3年前にも読んだが、この方の言っていたことが、その時以上に進んでおり、日本が劣化し続けていることを証明している。2016/07/24
あっきー
1
✴4 すげえ本、問題が分からなければこれを読め、分かったらここからどうしたらいいか考えろ、人は問題を問題と知れば誤った行為はしないソクラテスと言うだけある2015/09/27
星辺気楽
0
3回目とは思わなんだ。2017/04/23
こうじ
0
やや著者の主張には同意しかねる部分もあるけども、全体的には日本という国の先進的ではないところを、キチンと具体的な根拠を添えて述べている印象。2008年の本だけど、ある意味では悪化している部分もあるかもしれない。でも、当然ながら批判しやすいネタばかりを集めている本なので、意見としては偏っているかもね、という印象も同時にあるかな。2016/09/25
EastR
0
読了 もう国家には頼れない時である 国民よ目を覚ませ!2014/04/24