内容説明
ボーイング747=ジャンボの登場から約四〇年、それを上回る超大型旅客機がついに誕生した。欧州のエアバス社が二〇年近くかけて構想・開発したエアバス380がそれだ。総二階建て、定員最大八〇〇人超、サイズもジャンボより二周り大きい圧巻の機体を持つ。“空飛ぶ豪華客船”は、私たちの旅をどう変える?開発秘話も交え、二一世紀の航空事情を占う。
目次
第1章 新しい「巨人機伝説」の誕生(巨人機開発の経緯;A380の性能 ほか)
第2章 史上に登場した憧れの巨人機(夢に終わった「怪物」ドルニエDoX;「空飛ぶホテル」ボーイング314 ほか)
第3章 いかにして大型機が実現できたのか(軽く丈夫にできる新素材;より軽く、丈夫な構造が実現 ほか)
第4章 空の旅はどう変わる?(クラスは多様化、五クラス制に?;快適性が向上した客室 ほか)
著者等紹介
杉浦一機[スギウラカズキ]
1947年石川県生まれ。航空アナリスト。利用者サイドに立ったユニークな視点から執筆・講演などで活躍中。参議院運輸委員会調査室客員調査員、経済産業省産業構造審議会臨時委員、東京都の航空機関連委員会委員、福岡空港調査委員会委員なども歴任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文章で飯を食う
1
開発物語はおもしろいなー。2011/01/15
たかひー
0
★★★2011/10/03
wang
0
巨大旅客機が生まれるまでの様々な文化や技術や社会の発展をテーマ別に述べる。やや統一感に欠ける。A380に限らず幅広い知識が得られる。2010/07/08
へべれけ軍曹
0
この本が発行されてから十年、原油高やLCCの台頭で燃費や整備性の良い双発中型機が主流となり、超大型機は敬遠されA380の生産中止も取り沙汰される様になった現在。時代の変化の速さには驚くばかり。2018/07/21
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