内容説明
東武の「スペーシア」、西武の「ニューレッドアロー号」、京成の「スカイライナー」、小田急の「ロマンスカー」、名鉄の「ミュースカイ」「パノラマsuper」、近鉄の「伊勢志摩ライナー」、南海の「ラピート」…。特急は鉄道会社の顔であり、シンボルである。観光に、ビジネスに、各種の用途に使われる、大手私鉄一四社の特急に乗りまくる。
目次
「デラックスロマンスカー」から「スペーシア」へ―東武鉄道
ゆったりとした座席の「ニューレッドアロー号」―西武鉄道
「スカイライナー」で成田空港へ―京成電鉄
「ロマンスカー」は進化する―小田急電鉄
特急で高尾山へ―京王電鉄
渋谷‐横浜・中華街を特急で結ぶ―東京急行電鉄
三浦半島を「快特」で楽しむ―京浜急行電鉄
セントレアには「ミュースカイ」がよく似合う―名古屋鉄道
伝統の「テレビカー」は今も人気―京阪電気鉄道
創業者・小林一三の精神を受け継ぐ乗客サービス―阪急電鉄
特急にもタイガースの旗が―阪神電気鉄道
私鉄最大の路線網と特急網―近畿日本鉄道
斬新なデザインの「ラピート」、勾配に強い「こうや」―南海電気鉄道
九州最大の私鉄路線を特急で―西日本鉄道
著者等紹介
小川裕夫[オガワヒロオ]
1977年静岡市生まれ。フリーランスライター。大学卒業後、行政誌編集者などを経て、フリーランスに転身。旅、ジャーナリズム、地方自治、競馬、野球などをテーマに執筆と撮影を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitei
56
ちょっと致命的な誤字脱字が多かった。しかしいろんな特急があって興味深く読めた。2013/05/26
bittersweet symphony
0
個人的にやけにマニアックに掘り下げた内容が多い印象だった平凡社新書ですが、その印象を一気に打ち破る類の本でした。全国の私鉄特急の旅行記のようなものですが、個人的には素人の駄文を読まされたような気分になってしまいました。原武史「鉄道ひとつばなし」(講談社現代新書)を読んで勉強したようなことが書いてありましたが、準急やら通勤快速やらいまや恣意的にカテゴリー分けがされていて意味がない点を無視してどこやらの特急はさらに上位のカテゴリーがあるやらなんやら書いていたり、(つづく)2006/10/29