平凡社新書
株のからくり

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  • サイズ 新書判/ページ数 265p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582853421
  • NDC分類 338.155
  • Cコード C0233

内容説明

様々な事象を映して株価は動く。だがそれは「理論」で説明しつくせるものではない。なぜなら株価は“作られる”ものだからだ。株価は何のために、どのように作られてきたのか。株主、経営者、経済学者、政府は、それにどう加担したのか。「持合い崩れ」の今の株投機とはどのようなものか。本書は、株式会社の本質と歴史に立ち返りながら、株と株価をめぐる「現実」を解き明かす。

目次

第1章 株を買う
第2章 株の仕組み
第3章 株式会社とは何か
第4章 株主は誰か
第5章 株を買い占める
第6章 株価はこうして作られる
第7章 株価はこう動いた
第8章 株はどうなる

著者等紹介

奥村宏[オクムラヒロシ]
1930年生まれ。株式会社研究家。新聞記者、研究所員、龍谷大学教授、中央大学教授を経る。商学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バーベナ

1
興味のあることはまず基本から。遠回りのようで、足元を固めてくれるので、面白い。NTT株やライブドア事件なども、あれは何だったのかしら?という疑問を、わからないながらも、自分なりに考えるきっかけにもなる。常識だと思っていたことが、ホンの数十年前の非常識だったりして怖くもあるわ。2018/01/14

FK

1
 さきに『株とは何か』(朝日文庫 1992年)を読んでいたので、基本的な知識については重複もあったが、おさらいとなった。  あらため日本の株式会社と株について認識することができた。個人投資家はよほど心してかからないと憂き目に遭うということだ。我々のようなゴミ投資家は自分で自分を守るしかないということ。 2013/10/20

最終バック九番手

1
表、グラフ:あり・・・・参考文献:あり・・・・索引:なし・・・・あとがき:なし・・・・初版第1刷:2006年10月10日・・・・本体760円2009/01/05

ひろ

0
さらっと流し読み。なんか全体的に興味が持てなかった。共感できなかったから?だからどーした感が強かった。2016/04/25

mahiru123

0
株の仕組みを解説するだけでなく、現代の株式周辺の動きを苛烈に批判した本。私は株の仕組みを知りたくてこの本を読んだが、思いの外株式会社や金融関係の制度、会社の批判が多く、驚いた。株式会社の理念を曲げている会社の株式交換は不正であるとか、初めて聞くような批判の仕方もあり、新鮮であった。それにしても、金融業界ほど批判一色の業界も無いのではないかと思うくらい、どの本でも金融業界はバッシングされている。大変な業界である。2013/02/21

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