出版社内容情報
《内容》 ● 肝疾患の画像診断で必要となる各種メソッド(モダリティー)を総合的に解説したユニークな実践書.
● まず総論で各種画像診断の特徴を簡単にまとめ,次に各論で疾患ごとの典型的かつ教育的な症例を呈示し,超音波,CT,MRI,血管造影の順に解説.
● 約400点に及ぶ写真には,ハーフトーンにしてシェーマを組み込んだものを対にして掲載.初心者にも画像がきわめてよく理解できるよう工夫されている.
● 鑑別診断のポイント,各種画像診断の有用性の比較や診断上の注意点も盛り込まれてる.
● 診療の傍ら関心のあるところを参照するのにも便利な構成となっており,まさに消化器内科医必携の1冊!
図400点(カラー図30点)
《目次》
総 論
画像診断の進歩とその応用
限局性肝疾患に対する画像診 断の進め方
びまん性病変の診断の進め方
限局性肝疾患
肝細胞癌
結節型肝細胞癌
塊状型肝細胞癌
びまん型肝細胞癌
混合型肝細胞癌
肝細胞癌の血管造影
胆管内発育型肝細胞癌
肝内胆管癌
転移性肝癌
嚢胞腺腫,嚢胞腺癌
肝血管腫
肝膿瘍
細菌性肝膿瘍
アメーバ性肝膿瘍
肝嚢胞
限局性結節性過形成
びまん性肝疾患
急性肝炎
劇症肝炎
慢性肝炎
肝硬変
原発性胆汁性肝硬変
脂肪肝
不規則脂肪肝
日本住血吸虫症
ヘモクロマトーシス
Wilson病
肝血行異常
門脈圧亢進症
門脈血栓症
特発性門脈圧亢進症
Budd-Chiari症候群
肝外門脈閉塞症
内容説明
本書は、肝画像診断に関する、各種画像診断の合理的な総合応用に視点をおき、総論で各種画像診断の診断特徴を簡単にまとめ、本書の中心である各論では、アトラス形式で疾患単位に具体的に記述した。各論各項目は超音波、CT、MRI、必要に応じて血管造影の順で解説し、端的に各画像の診断特徴を各々に付す形式でまとめている。
目次
総論(画像診断の進歩とその応用;限局性肝疾患に対する画像診断の進め方 ほか)
限局性肝疾患(肝細胞癌;肝血管腫 ほか)
びまん性肝疾患(急性肝炎;劇症肝炎 ほか)
肝血行異常(門脈圧亢進症;門脈血栓症 ほか)
著者等紹介
竹内孝仁[タケウチタカヒト]
日本医科大学付属第二病院リハビリテーションセンター教授
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